カテゴリー『連載』

第86回 愛されるために自分の弱さを曝け出す

  「もうどうしていいかわからない」   昨年、友人の前でそんな弱音を吐いた。つい強がってしまう性格の自分がここまで素直に落ち込む姿を他人に共有するのは珍しい。静かな部屋の真ん中にあるソファーに横たわりながら自分の経験を語った。友達は横に座って、何も言わずに自分の言葉に耳を傾け...

第85回 誰も若いままではいられない

  40歳になったばかりなのに出会い系のプロフィールではまだ35歳。そうやってサバを読む人は少なくない。若い頃は年齢なんて数字でしかないと思っていた。しかし、30代に入ってから年齢という数字がどれだけ自分の価値を上げ下げするのかを痛感している。若さばかり重視する世界で年老いることは恐ろしい。...

第84回 バレンタインデーなんてもう必要ない?

  バレンタインデーは学校に行きたくない日だった。同級生の女子たちがラッピングされたチョコレートやクッキーを抱えて登校するのを見て見ぬ振りして、何事もないかのように装うのはしんどい。バレンタインデーという行事に参加できるのは限られた人気者だけの特権だ。別に参加なんてしたくはないが、そん...

第83回 目の前の痛みが怖くて別れられない

  別れたいと言い出す度に彼氏に泣きつかれて、結局別れられずにだらだら付き合っている友達は不満そうに愚痴をこぼしている。その愚痴を30分以上も黙って聞いている自分は、未だに友達がどうして別れを切り出せないのか理解できずにいた。話を聞く限り、友達はその彼氏との恋愛関係に未来はないと思ってい...

第82回 ボーイフレンド?パートナー?恋人の呼び方に悩む理由

  付き合って数ヶ月の男性を友達はやっと彼氏と紹介するようになった。数日前までデート相手と呼んでいたのに、何があったのだろうか。真剣に付き合うことを一緒に決意したのかもしれない。ソーシャルメディアで彼氏出来た宣言を済ませたからなのかもしれない。それとも、数ヶ月という物理的な時間がデート...
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