タグ『セックス・アンド・ザ・キャシー』

第69回 69は想像してたほど気持ちよくなかった

    69という単語が下ネタであると小学生の頃から知っていた。それが実際にどんな体位なのかを学んだのは中学生の頃だ。69という数字に意味があったわけではなくて、その形がそのまま体位を表現していることに感心したのを覚えている。初めて69に挑戦したのは大学を卒業する頃である。仰向けになると顔...

第68回 セックスがしたいのに恋人を探す人、恋がしたいのに体だけを求める人

  「人生を分かち合える恋人が欲しいだけなのに、出会うのは体目的の人ばかり」   カミングアウトしたばかりのゲイの男の子は厳しい現実を目の当たりにして落ち込んでいた。平気でウソをつく人たちの多さにガッカリしてすっかり人間不信である。それも仕方がない。半年以上もネットで恋人を募集...

第67回 三度目のセックスは炭酸の抜けたソーダ

  誰かと初めてセックスをするのは新鮮でワクワクする。お互いのことをよく知らないからこそ味わえるスリルがあるから刺激的に味付けだ。相手の好き嫌いを見つけながら、いろんなことを試すこともできる。良いサプライズも、悪いサプライズも、思い出の一ページに刻まれる。このセックスは可能性に満ちてい...

第66回 思い出の中の恋は激しく燃え上がる

  海外旅行中に運命の出会いを果たした友達は情熱的な週末を楽しんだ。ロマンチックな街を二人で散歩して、穴場のレストランで空腹を満たして、夜のビーチで夜更かした次の朝はホテルのベッドで抱き合いながら寝坊した。どんなにお互いを愛しても足りなかった。チャンスがあれば所構わずセックスした。週末...

第65回 ゲイカップル+私+気まずい2時間

  3Pという下心を抱えてゲイカップルとワインを飲んでいるが、顔が赤くなってしばらく経つのに何も起こらない。さっきからボディランゲージで「こっちはいつでもオッケー」と知らせたくて試行錯誤しているのに全然反応をもらえない。どうやってカップルとコミュニケーションすればいいのかわからないので自...

第64回 二人よりも三人の方が楽しいのか

「三十路に突入したのに3Pもしたことないの?」   アラサーのゲイ男性が3P未経験であることを驚かれることに逆に驚いた。いつの間に3Pは20代の経験必須プレイになったのだろう。セックスの履歴書に3P経験がないと誰にも相手にされないのか。周りがどんなに雑音を立てようが、3P未経験の事実は変わらない。...

結婚に大金を注ぎ込む価値はあるのか

昔の男が彼氏とヨーロッパで結婚式を挙げた。流行りのデスティネーション・ウェディングである。招待されなかった自分は楽しそうな写真を眺めながら複雑な気分になっていた。他人の不幸が蜜の味なら、他人の幸せはビタースイートな蜜の味だ。お揃いのタキシードと蝶ネクタイでキスする姿を少し羨ましく思いながら、...

第62回「惚れたら負け」という落とし穴にはまる

  年下の男の子に告白されて交際を始めた友人は二週間もしないうちに破局を迎えた。そんな失恋の後は友達とワインを持ち寄って反省会をするのだが、なぜか毎回同じ結論にたどり着いてしまう。告白されたはいいものの、別に相手のことが好きなわけではない。それでも、特別嫌いなわけでもないから流れに任せ...

第61回 自分さえ気持ちよければそれでいいセックス

生きていればいろんな人と出会う。良い人もいれば、悪い人もいる。良い人のフリをした悪い人もいて、どっちつかずの人もいる。そんな世界でセックスをすれば、思いやりのあるセックスと出会う日もあるし、真逆な日もある。セックスの最中に人間扱いされないことだってある。ベッドルームの扉が閉まった瞬間に、優しく...

第60回 デートの最中に政治の話をしてはいけない?

  夏の終わり、初デートに出かけた相手が不器用にアイスクリームを食べる姿がとても可愛かった。暖かい日差しと少し冷たい風を感じながら、二人は微妙な距離感を保ちながら公園のベンチに座っている。お互いのことをまだよく知らないから手探りの会話がぎこちない。それでも、目が合うと彼の顔が赤くなった...
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