タグ『セックス・アンド・ザ・キャシー』

第49回 SMプレイを嗜む変態たちから学んだ大事なこと

  昔から超変態だと自負しているが、今までほとんどバニラなセックスしかしたことがない。日本語だとバニラセックス=前戯、もしくは挿入のないセックスと思われがちだが、英語では少し意味が違う。バニラはアイスクリームの中でも定番中の定番。一番王道にして、フツーで、平凡で、ちょっと退屈なのがバニラで...

第48回「愛してる」と相手に伝えるには

  「アイ・ラブ・ユー!」 トロントに来てからこのフレーズが頻繁に飛び交うようになった。恋人同士はもちろん、家族の間でもよく使われるし、友達や同僚の間でもカジュアルに言えてしまう。文化的に北米ではそれが当たり前なのだろう。尾崎豊を熱唱しても全然臭くないのだ。どちらかといえば、日本語の「大...

第47回 恋愛のために自分を変える必要があるのか

  「どうすれば良い恋愛ができるんだろう?」 パーティの席でほろ酔いになった頃、近くに座っていた二人が面白そうな話題で盛り上がっていた。カクテルに入ったブラックベリーをストローで弄ぶ若い男の子は、ため息を交えながら失恋したばかりだと話していた。それを隣で聞いていた年上の男性は真剣な表情で...

第46回 完璧な人よりどこか欠けた人が好きだ

  遠い昔の話、理想に描いていた人と出会った。少し年上の落ち着いたお兄さんみたいな人で、ルックスも良くて、身長も高くて、頭も良くて、大手企業でバリバリ仕事していた。まだ大学を卒業したばかりの自分からすればとても眩しく見えた。フラれるのを覚悟してデートに誘ってみると驚いたことにオッケーをもら...

第45回 体臭とセックスとフェロモンの香り

  きしむベッドの上で優しさを持ちよって抱きしめあえば、相手の体臭に気付くことがある。こんなに距離が近いと半ば強制的に嗅がされる。汗のニオイだったり、髪の毛のニオイだったり、口や股間のニオイだったりと、人間は様々な体臭を全身から発している。見たくないものは目を閉じれば済むが、臭覚は思い通り...

第44回 最悪なデートを自分のせいにしない

  雪がとけて、日差しも暖かくなって、ついに春がやってきた。こんなに天気がいいとデートに出かけたくなる。早足に待ち合わせのカフェへ向かいながら、胸元のボタンをひとつ外した。涼しい春の風が気持ちいい。手に握った携帯を確認すると、相手はもう到着したようだ。携帯のセルフィーカメラを鏡代わりにして...

第43回 あなたとはしたいけど、これはしたくない

  会ったばかりの人と赤ワインを飲みながらロマンチックな会話を楽しんでいた。彼が住む高層マンションの広いワンルームは綺麗に片付けられていて、私たちが座るソファーは観葉植物に囲まれていた。数少ない家具や壁にかかったアートはどれもセンスが良く、そんなお洒落な空間にメロメロになっていた。話の...

第42回 純菜食主義者なセフレとオーガニック・コンドーム

  知り合ったばかりのセフレくんとまったりしていると、あっという間に夕食の時間になった。セックスをする間柄だけど友情もなくはない微妙な人間関係は独特だ。だから、初めてお互いが食べる瞬間を目撃するのも結構大事だったりする。さっきまでいろんなものがお互いの口に入ってたのに、その同じ口がこれから...

第41回 セックス・ポジティブであるということ

  「セックスが好きで何が悪い!」 この言葉を堂々と言えるようになるまで、とても時間がかかった。 長い間、セックスを自分のものだと思えなかった。どちらかといえば、いつの間にか社会から与えられた義務のように感じた。思春期の頃からセックスは身近にあったのに、面と向かって話せる相手ではなかっ...

第40回 相性抜群な人と恋に落ちる必要があるのか

  自分がどんな人と恋に落ちるのかなんて想像もつかなかった。理想の相手なら毎晩寝る前に妄想していたが、実際にどんな人が自分とピッタリとマッチングするのかは未知の領域だった。星占いや血液型占いに頼って自分と相性のいい人を探してみるも、曖昧な答えにどうも納得できなかった。周りに相談すれば、お互...
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