タグ『マーガレットの 発見!今週のホモ本』

第88回 性差は先天性か、はたして環境か? ジョン・コラピント『ブレンダと呼ばれた少年』と、ジョン・マネー『性の署名』。

  オカマの聖典、ドラァグクイーンのバイブル!『プリシラ』が宮本亜門演出の舞台となって12月上演される。そのプロモーションの一環として、ドラァグクイーンを大勢集めた写真を撮りたいので協力して欲しいと依頼があった。映画『プリシラ』が大好きなので、この申し出を受けることにした。撮影は、いまをときめ...

第87回 数奇な出会いを繰りかえした、とあるホモ達の皮肉な人生。宮崎順一著『ホモの影を慕いて』

  ひさしぶりに「街パン」発見! こりゃ、春から縁起が良い。私が、街に落ちている男物パンツの写真を撮り続けていることは、以前の記事でも書いた。かれこれ数年。撮った「街パン」の数は、50数点を超える。それぞれの「街パン」には、それぞれのストーリーがある。それを読み解くのが、何よりの楽しみとなってい...

第86回 『G-men』、休刊!『ジーメン』と『バディ』の誕生秘話。 実は、この二誌は血を分けた兄弟だった!いや、まさしく姉妹誌(笑)。

  『G-men』、休刊! このニュースを複雑な思いで受け止めた。『薔薇族』『アドン』『さぶ』『サムソン』『G-men』『バディ』『ザ・ゲイ』と、ひと昔前は7誌が覇を競っていたゲイ雑誌業界であるのに。いまや、紙媒体のゲイ雑誌は『バディ』と『サムソン』だけになってしまった。時代の移り変わりか。古いオカマの...

第84回 読んでから、観るか。観てから、読むか。 ハイスミスの小説『キャロル』と、 ヘインズの映画版『キャロル』。

  前回、デヴィッド・ボウイのバイセクシュアル発言について書いたが、どうも書き足りていない気がしていた。デヴィッド・ボウイとは、いったい何者だったのだろうか? 彼のバイセクシュアル発言は、当時のゲイシーンに何を与えたのだろうか? 『ベルベット・ゴールドマイン』 日本予告篇 https://www.youtube.c...

第83回 訃報 デヴィッド・ボウイ。 世間を騒がせたバイセクシュアル発言を検証する。

  デヴィッド・ボウイが、死んだ。 【MOVIE1】 遺作となったアルバム『★(Blackstar)』より、『★(Blackstar)』。 40代、50代のロック好きにとって、彼の死は大きな衝撃だろう。かくいう私も……と言いたいところだが、実は、さしたる感慨もないのである。というのも、彼の代表作である1972年の『ジギー...

第82回 君たちに矜持はあるか!? 1953年発行『MÉMOIRE(メモワール)』創刊号より、 油谷小三郎『一番美しいもの』。

  いまさらながら、明けましておめでとうございます。 「ねんどろいどこ~で」のふんどし(六尺)に、「ちびきゅんキャラ」の『黒子のバスケ』土田聡史の頭部を合体。 ガチャガチャ「開運!鏡割り」の酒樽を配して、おめでたいシーンを再現(笑)。 正月といえば思い出すことがある。大学を出て、ひとり暮...

第81回 処女妻の訴え! 泥沼の離婚劇。 若手二枚目映画評論家 増田貴光を襲ったスキャンダルとは? 1976年4月22日号『週刊平凡』

  早いもので、今年もあとふた月を切った。歳を取ると時間が早く過ぎると言うけれど、これは誤りだ。時間が早くなるのではない。動作が遅くなるのだ。若い時は10秒で出来ていたものが、11秒かかる。体が錆びついたかの如く。10分で済んでいた作業が、「よっこいしょ! さぁ、やるかぁ!!」から始めて11分かかるよう...

第80回 青森。新宿。ニューヨーク。 ゲイの黄金の10年間。その最後のきらめきを写した、今川忠雄『女のいないニューヨーク』

  先週、青森に行ってきた。元踊り子の友人から依頼の仕事であった。連日の仕事はハードだったが、仕事と仕事の合間に、恐山や、小中野遊郭跡地を訪れ、観光旅行気分も楽めた。海の幸も美味しく、なにより、シャイで実直な土地の人々の人情が気に入った。また行きたいな。また呼んでもらえないかなぁ。……でも、...

第79回 ゲイバー発祥前夜の上野の森のオカマと、ポン引きの因縁。 エロと下半身を仕事にしたエロ事師たちの世界を伝える、吉村平吉著『実録 エロ事師たち』。

  ありがとうございます! 私の永年に渡るLGBTシーンへの活動と貢献(ハッテンバに通う、活動家の悪口を言う……)に対して、「グッドデザイン賞」が与えられることとなりました。次は、「モンドセレクション」受賞を目指します! 私のツイッターの、10月4日のつぶやき。 ……というのは、真っ赤な嘘だ。...

第77回 ホモの恩返し。混血・前科10犯・詩人 上野の森のマリが雑誌に出た理由。

  オネエがテレビに出たら、いくら貰えるのか? 昨今、これだけオネエがテレビに出ているのだから、さぞかし、おいしい仕事だと思われているに違いない。びっくりするぐらいの出演料ももらっていると思われているだろう。もちろん、それも間違いではない。 マツコをはじめとして、一部のオネエタレントのギャラは...
Top