第4回 小劇場で頑張る和製ミュージカル

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あけましておめでとうございます。
皆様にとって2016年も素敵な1年になりますように。

2015年はLGBTにとって大きな第一歩を踏み出した一年だったんではないでしょうか? パートナーシップ証明書を発行する都市がどんどん増えてきてますね。渋谷区、世田谷(宣誓書)を始め三重県伊賀市などは4月から。そして那覇市、千葉市も検証中。2016年はどんな年になるでしょうか? 楽しみですね( ^ ^ )

さて今回は「小劇場で頑張る和製ミュージカル」ということで、いつもお世話になっている劇作家、作曲家のまきりかさんをご紹介したいと思います。まず、まきりかさんとの出会いからお話したいと思います。まきりかさんを知ったきっかけは本多劇場で「KACHI BUS」が上演されている頃。友人から「KACHI BUS」が面白いという話を聞きまきりかさんの存在を知りました。そしてその後「君よ生きて」でご一緒してからのお付き合い。その出会いがきっかけでまきりかさん脚本作曲の「あいのおはなし」「Earth Kids」に出演させて頂きました。

では、まきりかさんがこれまでの世に送り出した作品はというと

「新幹線おそうじの天使たち」
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「KACHI BUS」
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昨年東京芸術劇場で上演された「WAY OUT」

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などが挙げられます。
では、まきりかさんとはどういう方なのかというと、金沢大学法学部を卒業後、株式会社ハドソンにゲーム音楽クリエイターとして入社。「桃太郎電鉄シリーズ」や「ソルジャーブレイド」などの人気ゲームの作曲編曲を担当。その後経営コンサルティング会社に転職し、1997年に独立起業。音楽製作、編集プロダクション、キッズミュージカルスクールなどの事業を行い、2012年からはミュージカル作家としての活動を開始しました。そして昨年、株式会社ユアストーリーを立ち上げ、自身で企画、脚本、作曲、プロデュースをしています。ゲーム音楽の作曲から始まり、作詞や執筆も手がけるようになり、さらに事業経営も行う異色のミュージカル作家です。
そしてプライベートと言えばシングルマザーで代々木上原から神奈川に移り住み、仕事の傍ら畑を借り野菜作りをしているそうです。人柄はというと癒し系の天然ぽい雰囲気と優しさが印象的で、その雰囲気からは想像できないバイタリティ溢れた方。
そんなまきりかさんの最新作が1月7日から六行会ホールで上演されます。
ミュージカルくっくま孤児院

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カンボジアはプノンペンに実在するくっくま孤児院と、その孤児院を運営する日本人女性をモデルにしたお話。

【メイキング映像はこちら】
去年まきりかさんのKidsミュージカルに出演させて頂きましたが子供達の力は凄い。子供に泣かされること間違いなしですよ。出演者がほとんど知り合いなのでこれは観に行かないと!!
そして昨年上演され全公演soldoutしたミュージカルDAICHI」
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人気過ぎてチケット取れなかったんですけど、どうにか補助席で観せていただきました。北海道にある「佐々木ファーム」という農家をモデルに作られた作品。美しい涙をいっぱい流させてもらいました。こちらの作品2016年4月24日から29日までキンケロシアターで再演予定だそうです!! 再演が実現したら是非観に行ってくださいね!!
ではまきりかさん作品集を紹介します。
「スコア」(脚本・作曲)
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「Earth Kids」(脚本・作曲)
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「あいのおなはし」(脚本・作曲)
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「君よ生きて」(脚本)
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今年は新作3本、再演3本、計6本上演予定だそうです!! 精力的に活動されていますよね。まきりかさんの作品はどれを観ても、すーっと心に染み込んでくるというか心洗われるというか。自然と涙が出る作品が多いんです。自分がやりたいこと創りたいものを創るというよりも今この日本に必要なもの、世の中に必要とされているものを創る。それがまきりかさんの想いだそうです。作品を観ているとそれの想いが伝わってくる。まきりかさんの作品にはどれも共通するテーマあるんです。それは命や愛。人間生きる上でこの二つは無くしてはならないものですからね。人生の大きなテーマ。
株式会社ユアーストーリーが今後、日本になくてはならないプロデュースカンパニーになったらいいな。そして2016年は新たな試みを始めるようです。これからの活躍に期待したいです。
そしてLGBTについてまきりかさんからコメントを頂きました。
「私には昔からLGBTの仕事仲間や友人が多く、普通に付き合ってきていたので、逆に世の中の偏見にフォーカスしたことがありませんでした。でも勇気を出して自分らしく生きることを大切にしている様はとても美しく、潔く、愛らしい存在だと思っています。私がいつもLGBTの友人に持っている印象は、恋をし、愛しあって、自分の性に正直に生きる、そのことに真剣で純粋だということです。そのために悩み傷つき、立ち上がり、自分の居場所を見つけて堂々と輝いてる様は本当に美しい。もし私がLGBTを題材にミュージカルを創るとしたら、面白おかしく取り上げるのでも流行りのボーイズラブでもなく、純粋な愛の形とその生きかたを、歌とダンスとストーリーで美しく表現してみたいですね!」
ありがとうございます。是非LGBTをテーマにしたミュージカルを創ってほしいな。まきりかさんの脚本、作曲の最新作品は2016年1月7日から六行会ホールにて上演されます。
「くっくま孤児院」
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お時間ありましたら是非観に行ってくださいね。

 

 2016/01/06 12:15    Comment  連載   36℃芝居〜温めがお好き〜              
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