第7回 愛とは相手に変わることを要求せず、相手をありのままに受け容れることだ

「愛とは相手に変わることを要求せず、相手をありのままに受け容れることだ」
ディエゴ・ファッブリ

最近、愛とは何か? を考える機会が多い。

以前、ゲイなのに女性と結婚する事に対して「相手の女性のことを考えたら俺にはできない」と連載で触れたことがあった。

そして最近、結婚されてるゲイの方と出会うことがある。

話を伺って思うことは。
ゲイであっても女性と結婚をするということはそこにはちゃんと愛が存在してるんだと。

「妻には本当感謝してる。一番の理解者」
皆さんそう仰います。

ある方はずっと秘密にしていたんだけど。
ある日、隠しておいたゲイ雑誌を見つけられてしまい。
それを見てしまった奥さんは悲鳴をあげたそうです。
そこで俺は聞きました「揉めたり、離婚の話は出なかったんですか?」
でも揉めることもなく奥さんが病気で亡くなるまで夫婦という関係を続け最期を看取ったそうです。
「妻は一番の理解者。感謝してるんだ」とその方も言っていました。

やっぱりバレてしまったら大変なことになると勝手に思ってしまっていたところがあるんですけど。

でも2人の間に愛があるからこそ夫婦を続けて行けたんだと思う。

そして先日、話題の映画「リリーのすべて」を観ました。

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世界で初めて性別適用手術を受けた夫と葛藤しながらも夫を支え一番の理解者となった妻の愛の話。
俺がゲイだと気付き始めた頃に一人の女性を傷つけてしまったことがあったんです。
だからゲルタ(妻)を見ているだけで涙が止まらなかった。
別れてあなたの幸せを探せばいいのに。
でも彼女は夫から離れず一番の理解者となった。
普通だったら
「一時の気の迷い。あなたはゲイじゃない」とか
「女の人の方がいい。やめなさい」とか

「どうしたら治るの?」とか

「カウンセリングに行きましょう」とか

言われたり

泣き叫ばれたりします。

「愛とは相手に変わることを要求せず、相手をありのままに受け容れることだ」

愛。

自分本位なのが「恋」
相手本位なのが「愛」
なのかな?

なんかそう思う今日この頃です。

そしてこの作品で描かれているトランスジェンダー。

5月はトランスジェンダーの方をご紹介しようと思います。

 

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