原宿のカワイイモンスターカフェにて

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皆さん、お盆休みいかがお過ごしでしょうか。

私は、実家には帰らず、部屋の大掃除や本を読んだりもろもろ勉強したり用事をしたりと、なんだかんだあわただしく過ごしています(といつつ半分暇)。

実家は新幹線も通っていない四国(泣)の愛媛県なので、東京から帰省するのも一苦労なのですが、ご先祖様のお墓参りはしたいので、今度落ち着いたら時間を見つけて帰りたいと思います(いつか四国にも新幹線が通りますように……)。

ところで先日、香港から友達が東京に来ていたので、その人を連れて、原宿のカワイイモンスターカフェに行ってきました。

他のアジアの国にはない「東京ならでは」な所に連れて行こうと思って予約したんですが、行ってみると、思った以上に「THE TOKYO」!

このお店のデザインをした増田セバスチャンさんは、きゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースで有名な人ですが、カワイイモンスターカフェもまさにその世界観。

店内はモンスターの胃の中を表現しているそうで、上の画像のようにキノコがいたるところからにょきにょき生え、哺乳瓶や胃液で溶けたスイーツが天井から垂れていたり、メリーゴーランドが店内の中心にドンと置かれクルクル回転していたりと、カワイイというよりはむしろドクドクしいの方がしっくりくるかもしれません。

オーダーしたのは、ボリューミーな肉料理とサラダ、そして、「カラフルレインボーパスタ(ペインター)」というパレット型のお皿に乗ったカラフルなパスタを頼みました(下の画像参照)。

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麺の色的にはナポリタンなのに、ぺペロンチーノ!(ちなみに青いのは、ブルーバター。黄緑色のソースは、バジル味で意外と美味しかった)。全体的にボリューミーで、若者や外国人にはちょうどいい量。

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そして、ドリンクは、こちらの「カクテル ノンドラッグ(実験)」を注文。合法です。

ジンジャエールと、細長いカプセルに入った赤と青の謎の原液が別々に出てきて、混ぜると、毒々しい紫色になり、なんとも言えない不安感に煽られるドリンクです。

毒々しい店内で、毒々しい食事をしていると、現実逃避感をジワジワ感じるというか、ちょっと自分が自由な身になれたような気がしてきました。

とあるテレビ番組で、増田セバスチャンさんが、自身の過去の辛い経験についてお話されてて、その中で、「作品の持ち味であるカラフルさや毒々しいゴチャゴチャは、自分にとって武装なのかもしれない」と、おっしゃっていました。

あのきゃりーぱみゅぱみゅがどんどんメジャーで支持されるようになっているのも、今は大勢の人がどこかで「自分はマイノリティだ」と感じて、しっかりと「自分らしさ」を追求している彼女(やそれを作り上げた増田セバスチャン氏)に魅せられる若者が増えているからかもしれません。

最近特に「自分らしさ」とか「好きなことを仕事にする」風潮になっているのも、根幹にあるのはそういうところにあるのでしょうか。

私も地方出身者なので、上京した時は、東京という街がとても怖くて、言いようのない孤独感を感じていたのを覚えています。その東京独特の孤独感が、東京カルチャーの根幹な気もします(なぜか夜のネオンが本当に怖かった!)。

その孤独感と、日本人の繊細さ、そして、モノをとことん突き詰めて考える丁寧さ、その集合体が、今の東京カルチャーで、そういうところに海外の人は他にはない特別なものを感じているのではないでしょうか。

ちなみに、私は大学時代から長年、平井堅さんのファンなんですが、今考えると、平井堅さんの歌詞とか曲も、どこか、増田セバスチャンさんと同じようなところ(人の弱い部分)にルーツがあるような気がします。そうすると、自分も平井堅さんの作品を作る原動力のところに惹かれていたのかもしれません。

ジワジワとした現実逃避感を味わえて、なんだかちょっと自由になれるような気がする独特な世界観のカワイイモンスターカフェ。東京観光にはかなりオススメです。

ということで、充実したお盆休みをお過ごしくださいね。

それではまた。

シン

 2016/08/14 17:30    Comment  コラム              
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