舞台「プリシラ」「Take me out」「ノートルダムの鐘」を観て

お久しぶりです。青木結矢です。

 

今月舞台を三本「プリシラ」「Take me out」「ノートルダムの鐘」を観て来ましたのでそのことを少し。

 

まず「プリシラ」。
誰でも知ってる映画のミュージカル化。ブロードウェイ(BW)では超低予算ミュージカルなのに大ヒットなんて言われてましたね。
俺も映画は大学時代何度も見ました。簡単に言うとドラァグクイーンが出てくるお話。ドラァグクイーンって言ったらショーですけど。

 

煌びやかで楽しいんですが、それだけではなく重いテーマも描かれています。バイセクシャルであるミッチの元妻が働くホテルでショーをするためにバスに乗って旅に出る訳ですが、その道中色んな差別に受け。

 

そしてミッチは元妻との息子ベンジーにカミングアウトして、他の二人はちゃっかり彼氏作って結局みんなハーピーエンドみたいな。簡単にいうとそんな話。

 

でも思うんですけど、母親から色々聞いてたにしろベンジー君ちょっと物分りが良すぎません?(笑)本当できた子。

 

ちゃんと理解してるのかわからないけど、父親がバイ? ゲイ? だったらショックですよね? 普通は。

 

先日、両親が離婚してから、数年ぶりに会った父親が「女性になってた」という方とお出会いました。

 

自分の周りのもゲイの友達もいて偏見なんて持ってるつもりもなかったけど、自分の父親がLGBTだと知った時にどうしても認められなくて許せなかったと。

 

詳しくは今度また書こうと思いますが、そうですよね。それが普通の感情だと思います。身内だと話は別。だから俺も家族には知られたくないと思ってました。

 

でもその方は、ある作品を見て考え方が変わったそうです。それは「君よ生きて」そして俺のカミングアウトの記事を見て。(笑)

 

これでいいんだと。許せるようになったらしいんですね!! めっちゃいい仕事したな俺達! なんて。(笑)

 

また次回、彼女のお話を連載で書こうと思います。

 

そして「Take me out」。
トニー賞を取っているだけ会ってよくできた脚本で面白かったですが、内容が……。人ごとではないというか。

 

大リーガーのロッカールームを舞台に、チームメイトがしたカミングアウトをどう対処していくかの話。

 

人種差別、選手達の悩みなどが絡み合って展開していくんですがそれはそれは面白い舞台でした。

 

前にも連載で書いたと思うし、この舞台でも描かれていましたが、ロッカールームとかトイレってカミングアウトすると気を使う、気を使わせる場所になってしまうんですよね。

 

舞台とかの現場では何も気にもならないんですけど、一般社会?である、バイト先ではすごい気をつかった。というか気を使わせた。俺は更衣室に入れば早々とさーと出ていく人や、トイレに入って俺が小便器に付けば隣の人は一歩便器に近づくという。見ねーよと思って。(笑)

 

最近は気にならないけど、カミングアウト当時は色々ありました。
俺も敏感になりすぎてたところもあるんですけど……。

 

舞台観てて思ったんですけど、誰かに気を使わせて傷つけてまでカミングアウトするべきかって。
「セクシャリティなんて関係ない」最近メディアを騒がしている大ニュースもあり、有名人の人達が色々コメントしてますが。セクシャリティなんてわざわざ言う必要のないこと。

 

俺もそう思いますしこれって当事者が口をそろえて言う言葉です。本当に関係ないもん。

 

でもさ。セクシャリティも関係ない時代になってから言いたい言葉ですよね

 

これらの言葉は当事者の俺らは今言ってはいけなくて、ヘテロセクシュアリティの方達に言ってもらう言葉。今の俺らがこの言葉をいうとすごい逃げに聞こえてしまいます。

 

カミングアウトしたらあんなことやこんなこともあります。
大切な人を傷つけるかもしれない。

 

でもそもそも俺らはなんで誰かを傷つけるとか迷惑かける事を気にして生きていかなければならないんでしょうか?

 

俺らにとってはこれが普通なのに。

 

当事者が誰かの為に自分のセクシャリティを隠してる生きている事って、自分が自分を普通ではないと言ってるようなものだと思う。

 

プリシラのドラッククイーンのようにあの格好で田舎町でもどこでも出ていける勇気ってすごいなと思うんですよね。
強いなと思う。

 

そして「ノートルダムの鐘」
ヴィクトルユーゴの作品。有名ですよね。
90年代にディズニーがアニメ化し、舞台はアニメよりも原作寄りのテーマの強い作品になっています。素晴らしい作品です!!
でもねちょっと二幕の演出が説明的で気になったけど、もっとおしゃれな演出にして欲しかったとも思うんですが……。

 

「本当に醜いのはどっちなのか?」

 

今の日本にドンピシャなテーマを持った作品。だから見終わった後、放心状態でした(笑)

 

カジモドを演じた海宝直人が本当素晴らしかった。
最後の彼の表情がぞくぞくした。
是非観に行ってください!! ノートルダムの鐘!!

 

どう纏めればいいのかわからないけど世の中には男と女しかいなくて、宗教とか何らかの教えに従って皆生きてるわけですけど。

 

何が正しくて何が正しくないのか!?
何が普通で何が普通じゃないのか!?
それはあなたの中の小さな世界でしか測れない。
俺らの価値観ってものすごく小さな世界の中でしかないですよね。
だから俺もよく反省します。

 

その小さな世界で物事語らず、外に出て色々知り、そして知らせることが大切なんですよね。

 

僕らの生きやすい時代、認められた時代になったら、若い子達に胸を張って「セクシャリティなんて関係ないよ」「セクシャリティなんてわざわざ言うことではないよ」って言ってやりたい!!

 

なんかいつもこんな連載になってしまうんですが、恋愛系の連載も書いてみたいんですよね。でも色々暴露になっちゃうので書けない(笑)、いつか書きたいな!!

 

では出演情報です。

「TONICA」Wind Orchestra 2部 美女と野獣 ゲスト出演

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2017年1月14日(土)開場13:30 開演14:00

料金:入場無料

会場:国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟 大ホール

 

音楽劇「君よ生きて」

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大阪公演
2017年2月3日 開場11:30 開演12:00
会場:大阪市中央公会堂
東京公演
2017年2月22日〜26日
会場:天王洲 銀河劇場
p156-1
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