第47回 片乳ぺろん。

皆様、ご機嫌いかがですか。

HOSSYです。

毎度の事では御座いますがワタクシにおいては相も変わらずと言えば変わらずですが、更なる“引き蘢り”状態でして、これといってご報告する近況も御座いません。

なにしろ今月、蓋空けてみたら年末の比にならない忙しさになってしまい、2月入ってからコレ書いてる20日現在までに、リメイクものから凝ったものも含めてですが作った体数(体数単位ですから1アイテムの人も居れば、複数アイテムの方もいらっしゃいます。)。。。。。

なんと16体!!!

自分でホント、よーやるわって感じです。

ええ、ええ、わかってます。
人様の“忙しい自慢”なんて鼻白むって事は重々承知ですが言わせていただきましたよ。

なーのーでー。

これといってご報告する近況も御座いません。(再)

という訳で早速本題。

皆さんはペドロ・アルモドバルという映画監督はご存知ですか?

独特なストーリーと世界観、強烈な色彩感覚が特徴で『天使にラブソングを』の元ネタになったともいわれてますが、毒の強さは比べ物にならない「バチあたり修道院の最後」が世界的ヒットとなり、名が知れてその後も続々とヒット作を世に送り出し、おすぎさんが言葉を失うほどの衝撃!生きてて良かった!観なさい!!と言った、息子を失った母親を描いた『オール・アバウト・マイ・マザー』でアカデミー外国語映画賞、そして、おすぎさんが100年分の涙を流したと言った『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー脚本賞を受賞するなど、今では巨匠クラスのスペインを代表する映画監督です。(おすぎさんかぶせ。)

カミングアウトしているのかは定かではないのですが、そんな必要も無い位どの映画も非常に“ゲイ性”が色濃く出ています。

観た事がないという方はこの機会に是非御覧になって!!

観なさいっっ!! (再・おすぎさん)

さて、そんな監督の作品のなかに「KIKA」という作品があるのですが、衣装デザインはジャンポール・ゴルチエ氏でポスターにもなっている主人公の衣装がコチラ。

237_1237_2

結構強烈なインパクトの衣装ですよね。

以前、スーパーボウルでジャネットジャクソンがライブ中に乳放り出したの観たときはコレを思い起こしましたっけ。w
そうそう、そういえば、大昔、この衣装のコピーをブルボンヌさんがお召しになってるとこ拝見した覚えがあるんですが、まだ持ってるのかしら?w

237_3

で、ワタクシもまんまコピーではなく、コレを発想として作ったのがコチラ。だいぶ前、言ってみればワタシの初期作品ですね。

控えめに両乳ではなく、片乳だけぺろんにしました。w

237_7

合わせた仮面も片側だけに。

237_4237_5

トップのみのデザインにし、ボトムはハイレグにしたり、パンツやスカートと合わせたりしていました。

素材は身頃部分がストレッチベロアで首元の切り替えと袖はサテンでフロント中心のコンシールファスナー(表面からはジップがみえないモノ)によるジップアップで着用します。

肩幅を広めにとり、首もとは通常の丸首より広く切り替え線をとり、繋がる首部分ははネックコルセットの要領で6つのパターンで首に沿うハイネックにしました。

袖は腕より長めに設定した前側と後ろ側の2つのパターンでできており、肩口はシャーリングとタックを入れたパフスリーブにし、肘までスリットを入れて赤のサテンの裏地を付けています。実際の腕の寸法より長いので、手を下ろした状態だと手の先まで隠れますが、腕を曲げたり上げたりすると肘から先はスリットから手が出ますので、肘先に小さな振り袖が付いているような状態になるという訳です。この際に袖の裏側も見えるので赤のサテンを裏地にしたというわけです。

237_6

肩口、首の切り替え線、ハイネックの上部、左側の裾、露出した胸は「斬りつけて血が滴っている」状態を表現する為。切りっぱなしにした赤のシフォンを挟み。赤のスパンコールの刺繍をし、赤のビーズをフリンジ状に付けました。

片乳ぺろんですが、乳自体は女装の方々にはオナジミかもしれない乳パッドです。(ちなみにワタシは使ってません。靴下詰める派です。w)
乳パッドがビニール製でいかにも偽物なテカリがイヤだったのでベージュのトリコットで包み、肌の質感を出し、乳首は染料でほんのりピンクにいたしました。w

それを飛び出させたい位置に(この時点では土台の身頃はぺろんしてない側と同じ状態です。)置いて外周をなぞるようにチャコペンで印を付けます。

237_8

乳の位置に円が書かれた状態ですね。
次に、この円の裏側に赤の接着芯を貼ります。
そしたら円の内側1センチまで中心からアバウトに放射状の切り込みを入れます。
その切り込みを外側に返すようにすると裏側に貼った赤が表側に表れるという訳です。(図・参照。w)
その表れた赤の部分に切りっぱなしのシフォンやスパンコールの刺繍をし、裏側から先に作った乳パッドを入れて固定した後、ビーズのフリンジを付けました。

って、わかるかしら?

って、参考になる!!なんて人もそうそういらっしゃらないか?!

ま。いいや。

じゃ。また。

ちゃお。

Top