第47回 But here’s my seriousness, so let me join maybe

世界じゅうで大ヒットした
『コール・ミー・メイビー』って曲、聴いたことありますよね?

会ったばかりの男の子に恋をしちゃった女子の気持ちを
ポップな曲調にのせて唄って、日本でも大人気になりました。


ねえ、あなたに会ったばかりなのに
こんなのおかしいよね

でも、これ私の番号なの
だから電話してくれるよね?

と繰り返すサビがとってもキュート。

会ったばかりの相手にいきなり、ねえ○○○してくれるよね?
とおねだりしがちなファック・ミー・メイビーな皆さんも
たまには、こんな初々しい気持ちを思い出してほしいものです(お前が言うな)。



ちなみにこの曲のオフィシャルPVは、
思いっきりゲイネタになっているのでした。

身だしなみに気をつかっててカラダも鍛えてる男の子って
海外では日本以上にけっこうな確率でゲイだったりするので、
大ヒットラブソングのPVもこんなオチになっちゃうのねー。

そんな歌手の、カーリー・レイ・ジェプセンさんが、ゲイ差別に反対してこんな表明をしたんですって。

同性愛解禁の判断先送り 米ボーイスカウトで激論

アメリカといえば、軍隊におけるゲイ入隊問題も昔から騒がれてましたが、
退役軍人さんが始めたというボーイスカウト文化にも、やっぱり「同性愛者の参加禁止」という項目があるんですね。

規律があり厳しい訓練の課せられる軍隊的集団の中では、
どうしても「同性愛」ってのは嫌われる要素なようです。

オカマ側の妄想では、むしろそういう世界ってファンタジー利用されまくってるのに、リアルはつれないもんねぇ。

まあアタシの知ってるゲイにも、憧れの防衛大学校に入ったはいいけれど、
現実とファンタジーの違いに愕然として3ヶ月で脱走しちゃった方がいるくらいなので、
妄想先行でやり切れるような甘い世界ではないんでしょうが。

ちなみにずいぶん前のニュースになりますが、
『スタートレック』『HEROES』でも有名な日系俳優で、ゲイだとカミングアウトしているジョージ・タケイさんもこの問題について言及しています。

ボーイスカウトの同性愛者入団NGにもの申す!「HEROES」のジョージ・タケイが呼びかけ

厳しく保守的な発想が多数派となりそうな軍隊やボーイスカウトの世界に、
俗っぽい印象からの同性愛者が馴染みにくいイメージなのは、
なんとなくアタシにも分かります。

ぶっちゃけアタシはどっちも入らなくていい。歌劇団とかのほうがうれしいし(そのまんまね)。

でも、中には逞しくて実直で規律ある行動が得意な同性愛者だっているんですから。

♪でも、これ俺の本気なの
だから入隊させてくれるよね?
って唄いたい子たちもいるわけ(無理やり替え歌メイビー)

そこをまとめて全部ダメにしちゃうってのは、やっぱりひどいですわね。

軍隊やボーイスカウトのエラそうな人の前で、

(ナヨナヨしてて女装とかしちゃってて重労働なんてムリムリな)アタシのことは嫌いでも、
同性愛者全体のことは嫌いにならないでください!

とキンタロー。ばりに叫びたいわ。(ますます嫌われかねない)

そしていつか、今は一番言えないのであろう、
軍隊やボーイスカウトで実際に要職についている隠れゲイの皆さんが、
「いや、実際俺はそうだったんだけど、そんなこととは関係なく
やれるヤツはやれるってのは俺の業績が証明してんだろ?」
とか言ってくれたら胸がすく思いですわね。

それにしても、欧米は差別的な反対運動も多くある分、
そういうことを、セレブが公にたしなめてるってのがステキ。

カーリーちゃんみたいな若い女子アーティストが
「ゲイを認めない団体のイベントなんて、参加できないわ!」なんて行動をとるって、日本の芸能界のノリじゃ考えられないですから。

そんな中、珍しく公の場でやりあってくれたのが
昨年末のTokyo SuperStar Awardsで特別賞を受賞した渡辺えり姐さん。

TBS『情報7daysニュースキャスター』での、オバマ大統領の同性婚支持ニュースを受けて、
ビートたけしさんが「同性婚が認められたらそのうち動物との結婚も認められるようになったりね」などと冗談めかした発言をした際、
えりさんは「どうしてそういうことを言うんですか。私は日本でも同性婚が認められたらいいのにと思いますよ」などとハッキリ反論をしてくれたのです。

ホントえりさんったらステキ。
もうじゃんじゃん若い俳優食っちゃってください(ひい)。

まあ、あえて議論の火種を求めるのもヘンな話ですが、
日本でももう少し、セレブの皆さんがこういうテーマに絡んでくれたら
いろいろ動くこともありそうよねー、とは思うのでした。

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