第48回 おじさん あなたは優しい人ね 私を摘んでお家につれてって

もう春ですねぇ。
アタシのつくしの子も恥ずかしげに顔を出しますよ。
(真冬から出してるくせに…)

あーん、
春の虫と書いて、蠢くぅ。
久しぶりに、あのオジサンに連絡を取ってお家にいこうかしら。

てゆうか、他人様をオジサン呼ばわりしてますが、
アタシ自身がすっかりオジサンになっていたわ。

そんな、41歳の春だから…。←バカボンのパパなう
今回はオジサンについて考えてみましょ。

以前この連載でも、LGBTのカミングアウトなど、多様な性を受け入れてくれやすい層について考えてみましたが、
「地方でマジメなお仕事してそうな中高年のストレート男性」
というのが、もっとも縁遠い存在のような気がします。

昔からBL、ヅカからオネエキャラまで、支持層は女子中心だったわけですし、
ギャル誌から奥様中心の番組まで、アタシが実際にいただいてきたお仕事を考えても、
女性というのは幅広い年齢層で、「あり」な方が多そう。

これは、女性特有の柔軟性にくわえて、ストレート男中心の社会では、
対男という点で、シンパシーを感じられる心理もあるのかもしれません。
たとえば、「オッサンってエラそうだけど分かってないわよねぇ」という話題だと、女性の皆さんはすごく頷いて喜んでくれるわけです。
(女装してるオッサンがエラそうに言ってるのに。あんたたちだまされてる!)

逆にいえば、そんな堅いオジサンが認めてくれるかどうか、というのが
社会問題としてのLGBTに関する鍵となるんでしょうね。

日本でも昨年、オジサン経済二大誌で特集としてLGBTが取り上げられたりと、変化が見えてきたところですが、

ここんところのアメリカは、このオジサン枠の激変っぷりがすごいの!

クリントン前米国務長官、同性婚支持を動画で表明

というように、奥さんの戦略に足並みを揃えたわけです。

アタシは、一人の政治家オジサンの本心がどうなのか、ということより、
今は応援したほうが得策だ、と思われた情勢の変化を素直に喜びたいかな。

そして、もう一人のクリちゃんも!

同性婚、息子に告白され容認 米議員

政治信条をコロッと変えたのは、息子のゲイ・カミングアウトが理由って、
感動秘話なんだか、単なる身内びいきなんだか、政治家さんとしては微妙な気もしますが、
それくらい、身近な人間のカミングアウトというのは、イメージを激変させるものなんだ、と前向きにとりたいところかしら。

このニュース、『X-MEN: ファイナル ディシジョン』での、大企業の社長とミュータントの息子のエピソードを思い出しましたわ。
(映画X-MENは、ゲイのブライアン・シンガー監督が立ち上げた、社会に迫害されるミュータントの姿に、ゲイの問題を重ねたシリーズなのです)

とまあ、アメリカでは、大物オジサンたちの開眼や寝返りが続いているくらいなので、
日本も早く、自民党の政治家さんもガン無視し続けてないで、セクシュアルマイノリティを話題にしていただければなーと思うのでした。
すでに、オジサンが信頼するNHKさんは、アサイチから性同一性障害を取り上げたり、EテレでLGBTネタを連発してくれたり、話題にしまくってくれてますよ!

そんなアタシも、春からのNHKラジオ第1『午後のまりやーじゅ』木曜レギュラーなお仕事を前に(リスナーのメインは全国の中高年男性)、
縁遠かったオジサンという存在と、いよいよ向き合う時が来たと思っているのです。

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http://www.nhk.or.jp/gogomari/

『午後のまりやーじゅ』NHKラジオ第1(13:05~16:55)
(ブルボンヌは木曜担当。スマホのアプリらじる★らじるでも聴いてね~)

今までは「どうせわかってもらえない」と思っていたノンケのオジサマと、
何を語り合い、お互いの何を受け入れあうべきか。

石原慎太郎おじさんはLGBTには嫌われがちだけど、
アタシ、見た目だけはかなりイケる。
自民の石破さんもイケるし(すごいことしてくれそう…)。

ってそんな受け入れ方、どうかと思いますが、
まずはイケるというつながりを糸口に、語り合えればそれもありかなと。
いつか、保守の大物をアタシの房中術で寝返らせてやるわっ。コパァ……(いろいろムリ)

おじさんの仕事が、人が無軌道に自由になることを戒める父性なら、
ババアは、認めるべき際から目を背けず、許せるものは許す母性で包んで、
すり寄せあっていかないとね。

おじさん あなたは優しい人ね
私を摘んで お家につれてって

私はあなたのお部屋の中で
一生懸命咲いて 慰めてあげるわ

どうせ短い私の命
おじさん見てて 終わるまで

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