インタビュー:柳沢正和さん&阿由葉左衛子さん&あずささん(NPO法人 グッド・エイジング・エールズ)

バブリーナ(以下、バブ):柳沢さんは、渋谷ヒカリエで先日開催された「TEDxTokyo 2012」でスピーチされたそうですね~。どんなお話をされたんですか?

柳沢正和(以下、柳沢):昨年私がこの「カラフルカフェ」の店長をやったんですね。LGBTフレンドリーなカフェをやった事で、自分のセクシュアリティに対する思いに整理が付いたという話をしました。

バブ:どの様な経緯でスピーチされる事になったんですか?

柳沢:それはですね、たまたま「TED」でスピーチをした友人が二人いて、「カラフルカフェ」や「グッド・エイジング・エールズ」の活動のことを話してみない?って紹介をしてもらいました。

バブ:素敵なご縁ですね!「カラフルカフェ」をオープンする事になった経緯も教えていただけますか?

271_2

柳沢:ずっと2丁目に行った事がなくって、一昨年に初めて行ったんですね。彼氏と別れて(笑)。友人と10軒くらいハシゴして、その中でとても気に入った「Bridge」というバーで友人がたくさんできました。その店で出逢ったのが松中(グッド・エイジング・エールズ代表・松中権氏)とかで、その場で台湾のゲイパレードに行く話になって、台湾に行って占い師に鑑定してもらったんですが、私と松中は1/10,000の確率で運命を共にするって言われて、「お二人お付き合いした方がいいんじゃないですか?」って薦められて。

バブ:えっ!お二人お付き合いされてたんですか?

柳沢:いえ、それはないです(笑)占いの翌日に、台湾のアメリカ公使公邸だった場所にあるカフェに行ったんですけど、そこではLGBTの映画が上映されていたりと、とてもリベラルなカフェだったんです。そこで「こういうカフェをやりたい!」と松中と二人で「運命を共にする」ってこの事だ!とピーンと来て。帰国してからはトントン拍子にこの場所で開店する話が進んで、実現することになりました。

バブ:オープンまでに苦労されたエピソードはありますか?

柳沢:開店までの過程で「どうなるの?」「ゲイバーになるの?」「みんな女装するの?」という質問が地元の方々からあって、LGBTに抵抗はないんですけど、きちんと理解を得るのにはまだまだ時間がかかりそうだという事になり、オーナーから開店直前に「LGBTという文字をホームページに入れないで欲しい」という要請があったんですね。そこでオーナーに台湾で行ったカフェの話をして、「いろんな人がいて当たり前」なカフェにしていきたいというビジョンを伝えたところ、納得して頂きました。おかげさまで昨年の営業は無事に終了しました。現在では地元のみなさんも気軽に足を運んで下さっています。

バブ:先程もお隣の床屋さんとコミュニケーションされたりとか、ご近所の方が「氷貸して下さい」ってお店にいらしてましたね(笑)地元のみなさんとはすっかり打ち解けた感じですね〜。柳沢さんは「グッド・エイジング・エールズ」の活動では、どのような部門を担当をされているんですか?

柳沢:「企業担当」として、スポンサーになって頂ける企業を探したり、企業とのプロジェクトを立ち上げた際は、その窓口をやっています。

バブ:これまで「企業担当」として、どのようなお仕事をされたんですか?

柳沢:就活中のLGBT学生の方を対象とした「LGBT就活座談会」では、学生の方達に沢山来て頂きたかったので、入場料を下げる為にIBMさんから協賛金をいただいたのですが、その折衝などを行いました。

バブ:今後、企業担当としてやりたい事はありますか?

柳沢:入場料がバリアになって参加者が募れないのは、すごく寂しい事なので、イベントを企業とタイアップして、なるべくその金額を下げる事がやはり目標ですね。他には、LGBTの従業員がいるのは分かってはいるけど、どの様に対応していけばいいのか分からない企業の方だったり、LGBT当事者ではない人が「ダイバーシティ」のLGBT担当をやっていたりもするので、そういう場合には「グッド・エイジング・エールズ」が協力したり、私たちのイベントにも協賛して貰えるような関係を築いていきたいですね。

バブ:それでは最後にご覧の方にメッセージをお願いします!

271_3

柳沢:私が「グッド・エイジング・エールズ」に入って一番良かったと思うことは、「ひとりじゃ出来なかったことが仲間と一緒なら出来る」という事ですね。こうやって皆で「カラフルカフェ」を作ったり、「TED」のスピーチも皆で考えてくれて。仲間といる楽しさ、仲間と共有できるパワー、自分のキャリア、ファミリーなどを発見していける場として「グッド・エイジング・エールズ」を提供し続けたいと思っています。でも常に新しいアイデアが必要なので、メンバーになってもらう、イベントに参加してもらう、カフェに遊びにきてもらう、どんな形でもいいので参加してもらえれば、いろいろできる楽しさを実感できると思うので、是非来て頂ければと思います!

バブ:柳沢さん、ありがとうございました!

柳沢:ありがとうございました。

 

271_4

バブ:よろしくおねがいします!

あずさ:よろしくおねがいします。

阿由葉左衛子(以下、阿由葉):よろしくおねがいします。

バブ:お二人は今年「カラフルカフェ」のスタッフは初めてですか?

あずさ:はい。

阿由葉:初めてです。

バブ:スタッフの皆さんは、ボランティアなんですよね?

あずさ:はい。「グッド・エイジング・エールズ」のメンバーとサポーターがボランティアで働いています。それと店内の机や椅子などは、みなさんからの寄付なんです。

271_5

阿由葉:椅子の背には、寄付していただいた方のお名前が入ってます。

271_6

バブ:本当ですね!ちなみにお二人は「グッド・エイジング・エールズ」の活動も初めてですか?

あずさ:初めてです。

阿由葉:私も初めてです。イベントに参加したことはあります。

バブ:どんなイベントでしたか?

271_7

阿由葉:今年2月に開催された「LGBT異業種交流会」に参加しました。それ以降はスケジュールが合う限り、「グッド・エイジング・エールズ」のイベントには参加しています。

271_8

あずさ:私は昨年の「カラフルカフェ」に、お客さんとしてかなりの回数で遊びにきていました。昨年、私が主催でレズビアンのオフ会を開いたんですけど、その時に「グッド・エイジング・エールズ」のメンバーの方と知り合いになって、この「カラフルカフェ」を紹介してもらいました。

バブ:「グッド・エイジング・エールズ」では、今後どんな事をやりたいですか?

阿由葉:「マネープラン」のワークショップのお手伝いができたらと思っています。

あずさ:私は最近スタッフとして関わったばかりなので、まだ漠然としてますね。

バブ:最後に「カラフルカフェ」スタッフとして、メッセージをお願いします。

あずさ:私は昨年「カラフルカフェ」に来て、出会いがいっぱいあったんです。スタッフもお客さんも魅力的な方ばかりで、人との縁を繋ぐ最高の場所だと思うので、是非いらして下さい。

阿由葉:都心からだと少し遠いですが、遠足気分で非日常を楽しんでいただけたらと思います。

バブ:ありがとうございました!

◆インタビュー:松中権さん(NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表)編はこちら。
◆インタビュー:喜友名 朝哉さん&橋本 美穂さん(NPO法人 グッド・エイジング・エールズ)編はこちら。

◆INFOMATION◆

271_9

NPO法人 グッド・エイジング・エールズ
http://www.goodagingyells.net

271_10

カラフルカフェ
http://cafe.goodagingyells.net/
http://www.facebook.com/ColorfulCafeHayama
[住所]神奈川県三浦郡葉山町一色1985-1
[連絡先]080-3352-4211
[営業時間]7月、8月の土日祝日 11:30~日没まで
[アクセス]JR逗子駅からバスで20分
(山回り)バス停   「葉山」下車 徒歩1分
(海岸回り)バス停「一色海岸」下車 徒歩1分
御用邸前葉山警察署並び 一色海岸まで徒歩57秒

Top