サセコさんへの手紙

すでにブルボンヌさんがコラム(第11回)の中で書いているように、「Campy!ガールズ」のメンバーであるサセコさんが、この6月、遠方の地へ転勤に!
そこで先日(6月23日)、新宿・歌舞伎町の「ロフトプラスワン」で「Campy!飲み会vol.12~サセコ・フォーエバー A日程」が開催され、サセコさんとつきあいの長い、バブリーナさんとアタシが出演。アタシたちはそれぞれ、サセコさんとの絡みショーをやり、サセコさんへのメッセージを読み上げたの。
というわけで今回は、アタシからサセコさんへのメッセージの内容をお伝えするわね。

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サセコさん。
あなたと出会ったのは、今から約20年前。
信じたくないことですが、私たちはすでに、人生の半分を共に過ごしています。

あなたと初めて言葉を交わす前から、あなたの名前はよく耳にしていました。
そして私は、ずっと不思議に思っていました。
「サセコちゃんって、どんな子なの?」と尋ねると、どうしてみんな、「うん、かわいいけど……すごい子よ……」と答えるのか。

当時、私たちはまだ若くて未熟で、鋭い言葉の刃で相手を攻撃することで、笑いをとろうとしていました。
ですから私は、「サセコさんはきっと、攻撃力の優れた、切れ味が鋭すぎるナイフのような人なんだろう」と思っていました。

ところが。
実際に会ったサセコさんは、まったく違っていました。
「攻撃力の優れた、切れ味の鋭すぎるナイフ」どころか、その物腰はとことん柔らかく、人を攻撃したり傷つけたりするような言葉は一切口にしません。
そして、他人に向けられた刃の前にまで、自らの身体を投げ出して笑いをとるという、すごい技術を持っていたのです。
そこに、「自虐」という言葉が持つ痛々しさは微塵もありません。
笑いのためなら、進んで自らの身を差し出すその姿に、私は、人々の罪を背負って十字架にかけられたキリストにも通じる、ある種の神々しさのようなものさえ感じました。

それから私たちは、たくさん遊びましたね。
特に大学時代は、よくみんなでクラブなどに繰り出したものです。
私たちは、ただ楽しくて、ハイテンションではしゃいでいただけなのに、周りから「あの子達、絶対クスリやってるよ」と、陰口を叩かれたり。
それも、今となってはいい思い出です。

そうそう。
あなたの大学卒業後の夢は、「インドに留学すること」でした。
大学4年の初夏、就職活動に精を出すアタシたちを尻目に、留学先の下見のため、インドへ旅立ったあなた。
まさか、下見に行っている間に、留学手続きの締切が過ぎてしまうなんて……。
でもそれから就職活動をはじめ、無事採用試験に受かったのだから、すごい。
やはり、今の会社と縁があったのでしょう。

ここ数年、美しさに磨きがかかり、メールには必ず、自らの女装写真を添付してくるようになったサセコさん(時々迷惑メールと間違えます)。
その美しさと神々しさで、おそらくかの地へ赴いても、必ずや人々を魅了し、さらに勢力範囲を広げることでしょう。

おそるべし、サセコ……。
がんばれ、サセコ!

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2012年6月 エスムラルダ

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