日本を代表するゲイ・アイコンの競演!写真展『YUMING FOREVER by LESLIEKEE』@表参道ヒルズ オープニングイベントに潜入!

「あたしとレスリーに共通して言えること。それは天才は多作ってことだね。」
壇上に登場したユーミンこと松任谷由実さん(以下:ユーミン)は少女みたいに笑いながら、そして自信に溢れた姿でそう言いました。
その瞬間、ユーミンの自伝“ルージュの伝言”冒頭に書かれていた“私は天才”という言葉を思い出し、さらには“アルバム5枚(だったはず)書いてからが本物のアーティスト”という言葉も思い出し、個人的に大感激したガチファン・キムビアンカです。
みなさんごきげんよう。

今回は日本のみならず世界をまたにかけて活躍する超有名フォトグラファー・レスリー・キーさんが“ユーミンと出会ってからの12年間のアーカイブ写真や海外各地で撮り下ろした初公開を含む約200点の作品を展示している”という、どえらい写真展のオープニングイベントに行って参りましたので、その模様をご紹介します。

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ユーミン公認ドラァグクイーンのアルピーナさん、Babie-No-Bitchさん、奄美恵さん、wappyさんと。

言わずもがなユーミンは、日本を代表する現役女性アーティストのトップに君臨するお方であり、先日メディアで大きく取り上げられた大快挙NEWS※も記憶に新しいところです。
そんな彼女がレスリー・キーさんにエスコートされて会場に登場した時、そのおしゃれさ、カッコよさにため息が出ましたよ。
13cmはあるだろうウェッジソールのモダンなハイヒール、仕立の良いブラックのワイドパンツにホワイトのパフスリーブ調のトップス、大人の女性に相応しいハイジュエリー。。(想像して!)
これこそ我らがゲイ・アイコン※!と内心アガり倒しておりました。

それは会場中を彩っているレスリー・キーさんの作品達を観ても感じていたこと。
イブ・サンローラン、シャネル、ルイヴィトン、エルメスなど名だたる世界のハイブランドに身を包んだユーミンは、MADONNAにも引け劣らない“本物の高級感”を表現出来る稀有なアーティストなのです。
最近は“さわれるアイドル”や“一緒に育てるアーティスト”の時代。善し悪しは置いといてもキャストと観衆の距離が、良い意味で遠いアイコンが少ない時代なのです。
しかしレスリー・キーさんの作品の中のユーミンはきっちりと、 “アーティストというものは最高にカッコ良い存在なのだ”ということを生で感じさせてくれたのでした。
こういう経験て、単に美術館で古典芸術の展示を観るのとも別物の“ポップの最高体験”だと思う。
その実、あたしは会場内にあった今回の展示作品を納めた写真集「YUMING FOREVER by LESLIE KEE」、レコードアートBOX「YUMING FANTASY」を買ったらば、間違いなく暮らしている部屋のグレードをあげないと!引っ越しだ!!と思ってしまったから。。w
そう、“本物”は人を刺激しまくるのです。

一方のレスリー・キーさんもその作品のエッジ、“生”を強く意識させる躍動感、アーティーな感覚の作品をもってして、日本のゲイ・アイコンのひとりでいらっしゃいます。
彼が壇上で語っていたこと。その言葉は会場に詰めかけた取材陣への商業的なPRという域を大きく超えたものでした。
13歳の頃出会ったユーミンの音楽。苦しい時も、辛い時にも彼を支えたユーミンの楽曲たち。
シンガポーリアンである彼は、当時ユーミンの歌詞は分からなかった。でもユーミンの音楽は彼に空や海や宇宙を見せてくれたのだそう。彼にとってユーミンは絶対に会いたい憧れの人だった。日本に来てから必死に日本語を学び、写真学校へ通い、シューティングの時にはユーミンをかけ、周囲にユーミンに会いたい、ユーミンを撮りたい、そう言い続けたのだそうです。
他にも本当に熱いユーミンへの想いが語られました。
そうした彼のユーミンへの深い愛は、いくつものサプライズ企画を持っても示されました。

そのひとつをこっそりご紹介。
会場に入る時に渡された一枚の紙。そこには楽曲「卒業写真」の歌詞が。
ユーミンはこれまでも今も、本当に沢山の人達をその歌で幸せにし、希望を与えて来た。
いつも歌う側に居るユーミンに、今度は私達から歌を届けようと、会場に語りかけるレスリー・キーさん。
暖かい空気の中、生演奏がスタート。会場中が大合唱しました。
そこには明らかに業界関係者ばかりが集っていた。それにも関らず大合唱でした。
みんなでユーミンとレスリー・キーさんを囲むように。
ふと見たら業界人らしき男性も女性もみんな涙目だった。。
もちろんあたしも泣きました。
こうして書くとコテコテな感じの演出なんだけど、結局人はあふれ出す熱い想いを素直に表現する人には叶わないのです。
レスリー・キーさんの想いに突き動かされるように、会場が歌い、最後にはユーミンもハモって歌ってくれました。
アーティスト×アーティスト、もとい人間×人間。素晴らしい時間でした。

そして1番最後に、ユーミンがあたし達に語りかけてくれたメッセージは一生忘れられない言葉になりました。

“みんな夢を持ちましょう。夢を持つことはその人の力だから”

あの声でした。明るくも暗くもない。独特に優しい。中性的な。あの声。

13歳で好きになったユーミンに会い、夢を果たしたレスリー・キーさん。
これからもずっとユーミンに活躍し続けて欲しいという熱い彼の想いと、それに応えていくと誓うユーミンの様子はアーティスト同士として最高の関係ですね。年の離れた姉弟のようであり、恋人のようであり。

ひとつ印象に残ったのは、レスリー・キーさんが
憧れのユーミンに会い、仕事をすること、今の活躍を、ずっと前から明確に描けていた。というようなことを言ったクダリです。
成功する人は、子供頃からでも明確なビジョンを描くことが出来、またそれを実現出来る能力がある。
こうして飾られている作品ひとつひとつが、彼の描いていたシーンのひとつひとつ。
“願えば叶う”を目の前で表現している彼の作品には、力強い説得力がありました。

みなさん、この年末年始はぜひ『YUMING FOREVER by LESLIEKEE』を観に行ってみて!

間違いなくアガるから!w

 

プリント

期間 : 2012年12月1日(土) ~ 2013年1月6日(日)

時間 : 11:00 ~ 21:00 (日曜・祝日は~20:00)

*12月31日は19:00まで、1月1~3日は20:00までになります。

場所 : 表参道ヒルズ本館B3 スペースオー

住所 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目12−10

入場 : 無料

※大快挙NEWS:27日に発表されたオリコン週間アルバムランキング(12月3日付)によると、松任谷由実さんのデビュー40周年を記念したベストアルバム「松任谷由実 40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。」(20日発売)が発売初週で約33万6000枚を売り上げて首位を獲得し、これまでランクインしたアルバム58作の総売上枚数が約3015万4000枚を記録した。アルバム総売り上げが3000万枚を突破するのはソロアーティストや女性アーティストでは初めてという、まさに前人未到の快挙を果たした。

※ゲイ・アイコン:LGBTに支持されているアイコンのことで、必ずしもご本人がLGBT当事者というわけではない。ゲイ・アイコンとして支持される人物の性質としては、様々な逆境に対しても力強く跳ね返していく精神的な強さ、中性的な魅力を含んでいる。簡単に言えば「性」を凌駕した魅力を兼ね備える超カッコイイ・アイコンということ!(大枠)

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