インタビュー:東京レインボーウィーク実行委員会(TOKYO RAINBOW WEEK 2013)

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TOKYO RAINBOW WEEK は、どのようなイベントですか?

増原裕子(以下、増原):TOKYO RAINBOW WEEK(以下、TRW) は、セクシュアル・マイノリティの人たちがより自分らしく暮らせるように、みんなで応援しサポートする週間です。LGBTに関連した様々なジャンルのイベントを、今年のゴールデンウィーク期間に開催します。

松中権(以下、松中):TRW のイベントには、「知ろう」「楽しもう」「つながろう」というテーマと、「Happy to meet you.」というコンセプトがあります。様々な出会いをこの TRW で楽しんで頂ければ。例えば L の方が初めて G の友達が出来た!とか、LGBT と LGBTフレンドリーなストレートの方の出会いだとか、昔の友達と再会するとか、自分自身にもう一度出会うとか。実は深い意味が込められています。みなさんの出会いのきっかけになれば嬉しいです。

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LGBTフレンドリーなシェアハウス「カラフルハウス」で話題の、NPO法人「グッド・エイジング・エールズ」代表の松中権さん。

TRW を開催するに至った経緯を教えて下さい。

杉山文野(以下、杉山):この近年、セクシュアル・マイノリティに対する追い風を感じていて、そろそろ皆で何かやりたいなと思っていたんです。僕自身は当事者同士のつながりはあるのですが、団体となると横のつながりがあまりなかったんです。昨年9月に「ハートをつなごう学校」という団体を持って、やらなきゃいけない事、やるべき事がいろいろと出て来て、でも僕一人じゃできないし、グループでやれたらもっと広がるんじゃないかなと思ったんです。

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NHK「Our Voices」ではMCを務めている杉山文野さん。「ハートをつなごう学校」の共同代表でもある。

開催をゴールデンウィークにされた理由は?

杉山:僕自身パレードには参加したことがなかったんです。当事者だけの活動で敷居が高い印象があったので、率先して行きたいとは思えなかったんですね。でもそう思うのは何故だろう?と考えた時に、やはり当事者色が強いのが理由のひとつかなと。もう少し敷居を下げて、みんなで行ける様なイベントになったらいいんじゃないかなと思ったんです。パレードだけを開催するよりも、パレードがたくさんあるお祭り事のひとつとして開催した方がもっと気軽に参加できるだろうし、多くのイベントを開催するならば、ゴールデンウィークがいいんじゃないかと。またキャッチーなネーミングのほうが人が集まりやすいということで「TOKYO RAINBOW WEEK」という名前にしました。

みなさんが主催・出演されるイベントを教えて下さい。

増原:5月3日に「LGBTが働きやすい職場とは 〜アンケートから見えてきた現状〜」という、職場とLGBTにフォーカスしたイベントを主催します。働くLGBT当事者の声をオンラインで1000人以上集めたアンケートはこれまでなかったと思うのですが、その結果報告と当事者・アライ(LGBTの支援者)によるトークセッションを行ないます。6日は、NPO法人aktaさんのイベント「akta TAG TOUR Vol.4 Tokyo Rainbow Week 2013 x Living Together」に私たち3人で出演して、HIVポジティブの方の手記を朗読します。HIVは自分とは無関係と思っている人に是非聴いて頂いて、関心を持ってもらえたらと思います。

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虹色ダイバーシティの増原裕子さん。先日、東京ディズニーリゾートで東小雪さんと挙式したばかり。

松中:僕が代表を務めているグッド・エイジング・エールズは、まず4月27日に「3周年Party」をオランダ大使館で開催します。5月1日は、為末大さんと一緒にランニングを楽しむ「カラフルラン」を企画しています。また葉山で毎年夏限定でオープンしている「カラフルカフェ」を5月4日〜5日の2日間だけ営業します。

杉山:僕はゴミ拾いボランティアの「グリーンバード」にも参加してまして、28日の東京レインボープライドに「グリーンバード×レインボープライドコラボ掃除!」として、パレードの最後尾を道路の清掃をしながら参加します!5月5日は、講師に中村 中先生、ブルボンヌ先生、石田衣良先生をお招きして「ハートをつなごう授業」を開講します。

 

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最後に「2CHOPO」をご覧の皆様に、メッセージをお願いします。

増原:既に多様な人々が一緒に生きている社会なのに、何故かそこには見えないバリアが存在しています。それはとても残念なことだと思います。このTRWが、少しでもそのバリアを解くきっかけになれたらと思います。ぜひ参加してみて下さい。

松中:僕は個人的に、パレードに対して一方通行な権利主張をしている感じがしたりだとか、徒党を組んでむしろ自分たち当事者が壁を作っているのではないかと、勝手なイメージを抱いて敬遠していたところがあったんです。でも実際はそうではなくて、主催者の方やボランティアでスタッフをされている方にお会いして、「もっと楽しいイベントにしたい」とか、「みんなと繋がれるきっかけにしたい」とか、そんな思いで運営されているのを知りました。このTRWも、最大限に楽しい事を企画して最大限に楽しんで運営しているだけなので、「どんなイベントだろう?」と気になったら、ぜひ足を運んでみてください。

杉山:自分が遊びに行きたい!と思うイベントがあれば、とにかく遊びに来て下さい。エンターテインメント、医療、クラブ、まだまだ足りないんですけど、いろいろな角度からの入り口を作っていきたいなと思っています。まずは興味のあるイベントに来ていただいて、そこでたくさんの方と繋がってもらえたら嬉しいです。当事者も非当事者も楽しんだ結果、LGBTについて知ってもらう事で、フレンドリーな輪が広がっていって、繋がっていったらいいなと思っています。

ありがとうございました!「TOKYO RAINBOW WEEK」楽しみにしています!
Photo by Atsushi Hattori

関連記事:TOKYO RAINBOW WEEK 2013
http://www.2chopo.com/topics/2382/

 

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TOKYO RAINBOW WEEK 2013
http://www.tokyorainbowweek.jp
4月27日(土)~5月6日(月祝)
◆主催
東京レインボーウィーク実行委員会(ハートをつなごう学校 / 虹色ダイバーシティ / NPO法人 グッド・エイジング・エールズ / NPO法人 ピアフレンズ / 東京レインボープライド / 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 / Re:Bit
◆後援団体
アメリカ大使館 / オランダ大使館 / ドイツ大使館 / ベルギー大使館
◆協賛企業・団体
IBM Corporation / アルファ ロメオ / 小淵沢アートヴィレッジ / グーグル株式会社 / REACH Online / 株式会社サニーサイドアップ / G PROJECT / 電通ダイバーシティ・ラボ / 株式会社チェリオコーポレーション / プリントショップ マジック / BAREFOOT WINE & BUBBLY
◆協力団体
NPO法人 akta / 一般社団法人アスリートソサエティ / FTMマガジンlaph / NPO法人 LGBTと家族と友人をつなぐ会 / NPO法人 グッド・エイジング・エールズ / NPO法人 シブヤ大学 / ダイク ウィークエンド / 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 / 東京レインボープライド / トランス☆プロジェクト / NATURAL / にじいろかぞく / 虹色ダイバーシティ / NPO法人 日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス / ハートをつなごう学校 / NPO法人 ピアフレンズ / NPO法人 ぷれいす東京 / メディコロル / Re:Bit / Kimi’s G-Spot / green bird / GIDmedia / G-pit net works
◆賛同団体
青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル / AQFF運営事務局 / Arch / 公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本 / NPO法人 動くゲイとレズビアンの会(アカー) / AGP(同性愛者医療・福祉・教育・カウンセリング専門家会議) / NPO法人 HIVと人権情報センター / 香川レインボー映画祭 / 関西レインボーパレード/ NPO法人 SHIP / NPO法人 GID media / G-pit net works / G-FRONT関西 / スクランブルエッグ / 性と人権ネットワーク ESTO / Save the pride / change.org / 東京プライド / 虹色どまんなかパレード / 2CHOPO / ネクサス高知 / HaaTえひめ / パートナー法ネット / 国際NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ / Brast / いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン / NPO法人 まりあの会 / NPO法人 魅惑的倶楽部 / Love Act Fukuoka / レインボー金沢 / レインボーマーチ札幌 / レインボープライド愛媛 / NPO法人 レッドリボンさっぽろ / NPO法人 レインボーコミュニティcoLLabo

 2013/04/26 00:00    Comment  インタビュー   TOKYO RAINBOW WEEK              
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