第12回 カラフルラン AIDS WALK kobuchizawa 2013

2013年6月8日(土)に、『カラフルラン AIDS WALK kobuchizawa 2013』が開催され、私もパートナーのひろこさんと一緒に参加してきました! このイベントはNPO法人「good aging yells」が中村キース・ヘリング美術館とコラボレーションした、日本初のダイバーシティ・ランです。「どんな人も自分らしく楽しく駆け抜けよう!」というこのランイベントを、今回は写真つきでレポートしたいと思います!

6月8日(土)、出発は朝6時新宿集合!(はやい!)参加者の皆さんとバスで出発です。1度の休憩をはさんで、およそ2時間半で小淵沢の中村キース・ヘリング美術館に到着。バスを降りたら、空気がきれいで、緑が美しい! 受付と着替えの後、すぐに開会式。今回は「カラフルラン」ということで、運営スタッフの方がこんなものも用意してくれました。

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ひろこさんはこんな感じ。

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6色のアフロで、みなさんと楽しく走ります。

コースは約10キロ! 初夏の小淵沢の美しい景色を眺めながら、カラフルに駆け抜けました! 最後はひろこさんと手を繋いでゴーーーーール!

 

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実は私、ビリでのゴールだったのです…。それでも完走できて、本当に嬉しかった!

私は自分が10キロも走れるなんて思っていませんでした。高校生の頃、体育の授業のマラソンにいい思い出がなく、「みんなより遅いし、自分は走るのが苦手なんだ」とそのとき強く思いました。体育の授業の1キロだってあんなに苦しかったのに、その10倍の10キロなんて自分にできるのか!?…きっとできない。ひろこさんは元陸上部。日光マラソンの10キロに参加した経験もあるらしく、彼女は自信がありそう…。でもカラフルランは楽しそうだし不安だけどなんとか参加してみたい! そんな思いでの参加でした。

初夏の小淵沢は本当に美しく、心地よく、最高に気持ちよかった!

ゴールできたときの感動と爽快さは忘れられません。長年できないと思い込んでいたのに走ることができた!

私の感動をよそに、横ではひろこさんが「最後の坂道はキツかったねぇ、あはは」なんて言いながら、さっそくマルシェで買ってきたウインナーを食べています。

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彼女の明るさにはいつも救われます。

表彰式では1位2位3位の表彰に加えて、カラフルなファッションの参加者が表彰されました。女性同士のカップルでペアルックで走った人や、LGBTという言葉をこの日初めて知った人もいらっしゃいました。最後には私もビリだった人として表彰(?)していただきました。

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ビリの人へのプレゼント、アルファロメオのノート

表彰式では、歌やものまねのパフォーマンス、ボランティアにきた大学生たちのスピーチもあり盛り上がりました! またゴール地点のマルシェには美味しいものがいっぱい! 一緒に走った皆さんと交流しながらいただきました。

ゴール後に青空を見ていたら、心にこんなことが浮かびました。

私はかなり重い”うつ”で、死ぬことばかり考えていた時期がありました。当時は生きていることがそれだけで本当に苦しかった。辛かった。もう本当に死のうと思ったときに「必ず生きていてよかったと思える瞬間がくるから(生きていて)」と言われたのですが、そのときの私は強烈に「そんな瞬間、私には絶対に来るものか!」と思ったものでした。自分を大切にするなんてどういうことか全然わからないし、愛を受けとることも、人を信じることもやっぱり全然わからなかった。本当にどうしようもなく辛い時期でした。

過去にそんなだった私が、朝とても早く起きて、大切なパートナーと、10キロも走りきった! 信じられない!

ほんの数年前には考えられなかった今がある。「生きてみてよかったなぁ」と思いました。これは私だからできたことではないと思うのです。自分で自分の可能性を否定せずに行動してみることができれば、どんな人もきっと変わることができます。だから私はやっぱり、今死んでしまいたいと思っている人に、「必ず生きていてよかったと思える瞬間がくるから、どうか生きていて」と言いたいです。

本当にどん底にいた私にさえ、自分らしく走れる、こんな日が来たのだから。

 

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