第12回 女装の子にはスカート、ひらりひるがえしショウしたくなる時がある。何もかも捨ててウケを狙うよ

「Campy!ガールズのことは嫌いでも、、
サセコのことは嫌いにならないでください!!」

というわけで、絶対的オチの前田サセコさん卒業で、注目を集めたCampy!ガールズ総選挙‥‥

じゃなくてAKB48総選挙、盛り上がりましたね~。
(ちなみにCampy!ガールズ総選挙も2年前にホントにやってる)

アイドル集団の人気投票に、大新聞やNHKまでが踊らされてしまうのは、イラッとくる方もいるかもしれませんが、今、全世界でCDが一番売れているのはなんと日本なんですよね。
その年間上位5位を独占しているのがAKBである以上、経済的にはこれくらい騒がれても仕方ないシロモノに育っちゃってるんだと思います。
(まあ実際には音楽が売れているのではなくて、投票券や握手券が売れてるわけですが)

てゆーか、オカマには昔からアイドル大好きっ子が多いのー。

フレディ・マーキュリー兄貴も来ていた2丁目の老舗ゲイバー『九州男』さんでは、『スカート、ひらり』の頃からずっと、AKB振りマネチームのカラオケが週末の名物でした。
もともと平均年齢アラフォーなんじゃないかってチームな上に、還暦越えのママまで一緒に踊っちゃうんだから(ややテンポずれぎみ)。
世間様のにわかブームとは、根本が違うんですよッ!

そして、もっと違うのが、一般のアイドルファンの男性が恋心や性欲を燃料に応援してらっしゃるのに対して、うちらはそこが全くないって点。

そう、
「ヤリたい」じゃなくて「なりたい」んです!
ああ、図々しい。

このオカマのアイドル愛というテーマについては、もったいないのでまた今度にとっとくわー(ネタのエコ)。

今回は先日のAKB48総選挙で気になった点を、あげておきますね。

一応アタシは、『言い訳Maybe』の頃に大島ブル子として女装ショーを作った程度にはファンですが、
武道館はもちろん、Google+の登録もめんどくせーので、テレビの生中継のみでチェックさせていただきました。
(CM大杉。そして優勝コメントカットでしたが笑)

まず、目だったのがSKE勢の大躍進!
ピンクレディーのミーちゃん(珠理奈)とケイちゃん(玲奈)みたいにバランスのいい、強力なW松井のJRコンビが牽引しているとは言え、アンダーガールズの半分がSKEって状態には、AKB本家(とくにアンダーガールズからも押し出された顔ぶれ。みゃお‥)も焦ったことでしょう。

これには多少、嫁入り道具をガラス張りトラックで見せびらかす見栄っ張り文化な名古屋の皆さんの「東京に負けるもんか!」という気持ちも込められているんだろうな、と思うのですが(アタシ岐阜出身)、
それ以上に、劇場デビュー当時からの評判通り、SKE自体のポテンシャルが高いからなのかも。

実はアタシも、珠理奈ちゃんがかなり好きなんです。
多分、レズビアン目線で。もちろん珠理奈がタチよ。(ファンの皆さんごめんなさい‥)
あと玲奈ちゃんは、SKEのゆきりん的な面もあると思いますが、伊藤潤二ファンとしては、奇跡のリアル富江なので、いつ分裂が始まるのかと目が離せません。

レズ萌えつながりでは、今回初の選抜入りを果たした苦労人、梅田彩佳ちゃんにも注目。
アタシの中で、池上季実子(おっしゃれー)姐さんと同じセクシー顔の彼女にも、その男前根性とダンス技術を生かしてぜひタチっていただきたいものです。

上位バトルでは、女子プロばりのマイクパフォーマンスが見ものでした。

まずはヒール、巨大な麻里子様が

「席をゆずらねえと上にあがれねえやつらはAKBでは勝てねえんだ!
おめえら、俺をつぶすつもりで来い! いつでも待ってんぞ!
心のプロレスしろや!」(意訳)

というババアらしい挑発。
本当に自分の役割をよく分かってらっしゃいます。

そしてそれを受け止めたのが、ついに2位まで登り詰めた、まゆゆ。

昔、初めて『僕の太陽』のPVを観た時に
「この子、キョドってるけどむちゃくちゃかわいい。来る。きっと来る!」と衝撃を受け、

思わず、ブルボンヌとしてもあやかろうと
「みーんなの視線を
いただきブルル~!!
ブルルル‥おばあちゃん震えとるで!」
というギャグまで考えたものの、キャラが違いすぎて一度も披露できなかったという、悲しい思い出があります。(どうでもいいわ)

そんなベビーフェースまゆゆが、麻里子様に返した言葉がこちら。

「アタシももう18歳、立派な大人だ!
今まではババアに遠慮してた。
でも、これからはアタシたちみたいなイキのいい世代が、道を切り開いていかねえとダメなんだ。
もし来年も総選挙があるなら、アタシが1位をとる!
ババアはくたばれ!」(意訳)

アイドル・サイボーグのスピーチ機能もここまで来ればお見事よ!

このように一皮むけたまゆゆですが、今回ちょっとむけすぎちゃったところもありました。

実はまゆゆの眉は、本当はもっと上のほうにあるんです。そして、この自眉まゆゆだと割とおばさん臭く見えるんですね。
それを全部剃り落として、守りたくなるニセの下がり眉を描いたところが、まゆゆの人生最大の転機でした。
まゆゆは眉ゆだったのです!

この本来の眉が、強気な発言に触発されたのか、なんということでしょう、どんどんと育ってきてしまって、壇上に立った頃にはくっきり青く見える事態に!

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まさに、発言的にも、眉毛的にも、アイドル・サイボーグが、強気な本性を現した記念すべき瞬間なのでした。

名前もアイドル職人っぷりも似ていた、先輩アイドルあややさんを思い出してください。
まゆゆさんとは逆に、強気な心をそのまま眉に反映させてしまったあやや。
全てが作り物のようにかわいい点は同じなのに、眉に込めた想いだけは全く違ったのです。

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尊敬するつんく先生を間近で見ているうちに、「芸能界で成功するためには眉もどんどん上げなくちゃ!」と思い込んでしまったのでしょうか‥‥。

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違うのーっ!
ホストとアイドルは違うのーっ!

そのせいか、ぶりぶりで売り出したはずのあややは、数年後には銀座のクラブママのようになってしまったのです。

同じ過ちを繰り返さないよう、自身の本性を隠すところから始めた眉ゆ、‥‥恐ろしい子!!

「女の争い」が大好物のオカマは多いと思いますが、AKB総選挙でキャラの違う女たちが、それぞれの武器を駆使してアピールする姿に、学ぶことも多かったのでは。

皆さんも合コンやゲイナイトで、丁寧な握手をするとか(ゆきりん型)、ウケを狙うとか(峯岸型)、自分に見合った戦い方で、人気を獲得してくださいね~!

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