アメリカ、同性婚を法制化へ! ー 米最高裁「結婚防衛法」違憲判決

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ニューヨークのストーンウォール事件から44年、アメリカの、そして世界のセクシュアル・マイノリティの歴史が動きました。

26日、アメリカ連邦最高裁は、結婚は異性間に限定すると規定した連邦法「結婚防衛法(DOMA=Defense of Marriage Act)」を違憲とする判決を下しました。

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「結婚防衛法」では、同性婚のカップルには税金や社会保障などの優遇措置をはじめ、家族の看護休暇も適用されません。州として同性婚が法的に認められていても、連邦法である「結婚防衛法」の下では無力だったのです。

原告は、ニューヨークのイーディー・ウィンザー(84)さん。40年間交際してきた同性の恋人とカナダで結婚し、ニューヨーク州では海外での同性婚も正式な婚姻として認める判決を出していました。09年にパートナーの女性が亡くなると、連邦政府は「結婚防衛法」に従ってウィンザーさんたちの結婚を認めず、異性婚の夫婦よりも高額の相続税の支払を命じたため、ウィンザーさんは連邦政府に対し、訴訟を起こしました。

Same-sex marriage supporters demonstrate in front of the Supreme Court on March 27, 2013 in Washington, DC. The rights of married same-sex couples will come under scrutiny at the US Supreme Court on Wednesday in the second of two landmark cases being considered by the top judicial panel. After the nine justices mulled arguments on a California law that outlawed gay marriage on Tuesday, they will take up a challenge to the legality of the Defense of Marriage Act (DOMA). The 1996 law prevents couples who have tied the knot in nine states -- where same-sex marriage is legal -- from enjoying the same federal rights as heterosexual couples. AFP PHOTO/Jewel Samad        (Photo credit should read JEWEL SAMAD/AFP/Getty Images)

今回の違憲判決を受け、同性婚支持を表明しているオバマ大統領は公式Twitterで「今日の結婚防衛法に対する判決は、結婚の平等に向けた歴史的な1歩だ」と述べ、ホルダー司法長官に関連法令の見直しを指示したとの事です。

また、住民投票により州法が改正され同性婚が認められていなかったカリフォルニア州にも、連邦最高裁によってこの州法にも違憲判決が出た事によって、同性婚が再び法制化される事になりました。

かねてから同性婚への支持を表明していたレディー・ガガは「この判決に誇りを持ちましょう。偏見を持つ人たちは、今や少数派になったわ!」とコメント。ゲイ・アイコンであるマドンナも「何て一日の始まりなのかしら。満面の笑顔よ。神はいる。正義は行われるのよ。ハレルヤ!」と賞賛の声を発表しています。

今回、米最高裁は「同性婚」そのものが合憲か違憲かの判断は避けましたが、それでも私たちセクシュアル・マイノリティにとっては、大躍進の出来事となりました。今週末に開催のニューヨーク・プライドパレードは、これまでよりも一層晴れやかな気持ちの誇り高き行進となるでしょう。

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 2013/06/28 00:00    Comment  ニュース   結婚防衛法              
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