第29回 ワンバック選手同性婚とカミングアウトデー

10月10日(木)にこんな幸せなニュースがありました。
全米の現役プロスポーツ選手としては初めてゲイであることをカミングアウトしたり北丸雄二さん がtwitterに書かれた言葉です。

素晴らしい…。
ハッとさせられました。ストレートな言葉が胸に響きます。

もう本当にその通りなんだけど、でもね、、、でもね、、、
それでも、カミングアウトを受け入れないその誰かがとても大切だったり愛しかったり、どうしても関係を割り切れなかったりする感情も私にはある。だから辛い…。だから難しい…。
非常に個人的な話で恐縮ですが、セクシュアリティだけでなく、もう本当にいろんなことがあって、自分の感情が理にかなわないことはわかっているのに、それでもお母さんが好きかも、みたいな…。私の場合は、「愛情」や「愛憎」を通り越して、もはや「執着」の域なので、こういった感情を手放せればと思うのですが…。これはなかなか難しいのです。たとえその正体が明らかになり、それが非常に残念なものだとわかったとしても、それでも割り切れない気持ちを抱えながら、なんとかかんとか生きている私もいるのです。

「カミングアウトデー」、みなさんはどんな思いですごされましたか?

カミングアウトした私が言えることは、私はカミングアウトしてよかったと心の底から思っていること、それだけです。カミングアウトして、人間関係が大きく変化しました。でも、それは「変化した」のです。悪くなったわけではありません。たしかに離れていった人もいます。でも新しく一緒に生きることになった人たちとの人間関係は、本当に素晴らしいかけがえのないものです。なによりも、いつも私が私らしく生きるんだ! 生きていいんだ! と思えることは、とても清々しく、私の生きるエネルギーになっています。

カミングアウトは、してもしなくてもいい。
でも、自分のセクシュアリティをどうやって受け入れて、それをどんなふうに表現したいかは、人生の大切な時間を使って考える価値のあることだと思います。

最近は、どんなふうに生きたいのかを考えるチャンスがある人たちは、実は恵まれているとも言えるのではないか? とさえ思うのです。

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