第38回 多様な家族とお正月

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もコラム「レズビアン的結婚生活」をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、みなさまは、どんなお正月をお過ごしになりましたか?

私のまわりでは、新しい一歩のためにアフリカで年末年始を過ごしているレズビアンカップル、パートナーとパリで年越しをして、世界各国の言葉で「違いを愛する」と書かれた建物に感動したゲイカップル、今年ある州で行われる住民投票が無事可決されれば、アメリカで結婚できるようになるという日本人とアメリカ人のレズビアンカップルと、いろんな人たちがいました。みんな素敵な写真をFacebookなどでシェアしてくれていて、私も遠く離れた仲間たちそれぞれのお正月を感じることができました。

では、私とひろこさんの新婚1年目♡のお正月をほんの少しお伝えしたいと思います。

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写真はひろこさん作のお雑煮です。とても丁寧に出汁をとり、長崎赤蕪や雲仙コブ高菜などのお野菜がたっぷり。愛情も栄養も満点! なのです。昨年の夏軽井沢に行って以降、ひろこさんはお料理に目覚め、丁寧にお料理をしてくれます。とっても美味しかった!

優雅そうに見えますが、、、実は年末年始、ふたりともずっと仕事をしていました。私たちは昨年12月に起業して、さらに忙しい毎日を過ごしています。でもそんなときこそ、ふーふで力を合わせて頑張りたい! 今年はあんなこともしたい、こんなこともしたいと、夢が広がるお正月でした。

さて、年末にはこんな記事が!

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昨年12月30日(月)に日本経済新聞社会面に『2人の母「自然な姿」』という見出しで掲載された記事です。

現在、日本経済新聞では「多様な家族のかたち」が連載されているようです。その第一回目がレズビアンマザーでした。

同じニュースでも、新聞によって報道の仕方がずいぶん違うものです。使用する写真で切り取られる場面、見出しに踊る文字、文章の構成…..。もちろん記事の大きさも、取り上げるか否かさえも違ってきます。アメリカでの結婚防衛法違憲判決の際にも、私はそれを痛感しました。

「多様な家族のかたち」、それもレズビアンマザーの話題が、日本経済新聞で取り上げられたことには、非常に大きな意味があります。インターネットなどを駆使してLGBTの情報を常にチェックしている人ではない人、つまり関心が薄い人や、どちらかというと保守的な家族感を持つ人の目にも留まるからです。

『2人の母「自然な姿」』は、当事者として、胸も目頭も熱くなる良記事でした。ぜひ読んで見てください。

そして、そして!
私とひろこさんが書いた「多様な家族のかたち」について考える本がまもなく2冊同時発売になります!!

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コミックエッセイ『レズビアン的結婚生活』は、思春期にセクシュアリティを受け入れる過程での悩みやふたりの葛藤、そして東京ディズニーリゾート初の同性結婚式までを描きます。漫画はすぎやまえみこさんです。

『ふたりのママから、きみたちへ』は、まだ見ぬ私たちの子どもへ宛てて書いた手紙を中心に構成されています。レズビアンの子どもはいじめられちゃうのかな? 私たちは精子バンクを利用するのかな? 子どもはふたりをなんて呼ぶのかな? どっちもお母さん? などなど、子どもにまつわる疑問や心配事から「マイノリティ」「家族」について考えていきます。こちらは「よりみちパン!セ」シリーズからの発売。中学生以上のすべての大人へ語りかける一冊となっています。

イースト・プレス社より2014年1月15日、2冊同時発売です。どうぞお楽しみに!

今年も私らしく、LGBTについて発信していきたいと思います。本年もコラム「レズビアン的結婚生活」を、どうぞよろしくお願いいたします。

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