第30回 実例!まんまと感動ネタにされないカムアウト法4つ

 

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「苦悩の思春期……
壮絶ないじめ体験……
そして故郷の家族への、涙ながらのカミングアウト!
セクシュアルマイノリティの方々から学ぶ、自分らしく生きる道!!」

(笑)

まきむらよ。

ちょっともう、こういうストーリーはそろそろ飽きたわね……って思い始めている自分がいます。いや、本当に涙のカミングアウトをし、自分らしく生きる道を選んだ方の人生を否定するわけではないんですが。わたしだってそういう自分語りやるしね。

それにしても、それにしてもよ。
そういう方ひとりひとりのカミングアウトが、小説や漫画やアニメや映画やニュースメディアなんかを通して描かれたとたん、うーんどっかで見たよねって感じの“涙のカミングアウトストーリー”に成り下がり、やっすい感動を生もうとするために使われてしまうのはいったいどういうことなのかしら。

ということで、毎週月曜日にお送りしておりますこちらの連載「まきむぅの虹色ニュースサテライト」、今回はそういう“涙のカミングアウトストーリー”にまんまと乗せられないカミングアウトを、実例とともにご紹介してまいります。

★ カミングアウトのそもそも論~本当はカミングアウトなんていらないでしょ?
★ (1)「ち○こ大好き」ケーキでカミングアウト
★ (2)お見合い写真式カミングアウト
★ (3)おフランスの詩的表現でカミングアウト
★ (4)やりたいとこだけカミングアウト

以上の流れでお送りいたします!

★ カミングアウトのそもそも論~本当はカミングアウトなんていらないでしょ?

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ところ変わって、素材提供:PAKUTASO
だいぶ飛んでるやつをご紹介してまいりましたが、最後に。2CHOPOの連載でもおなじみの東小雪さんとお送りしているニコニコ生放送、「まきむぅ&こゆたんのレズビアンチャンネル」より、わたしが感銘を受けた小雪さんの発言をご紹介します。

「カミングアウトは、1か0かの話じゃない。言いたいと思えることを、言いたいと思える人に言えばいいだけ。」

「ゲイです」「アセクです」「パンセクです」「Xジェンダーです」とか、セクシュアリティを示す言葉をひとつポンと言うことがカミングアウトだというわけではないのよね。

例えば同性の芸能人が好きだとか、自分の行動をやたらと「それは恋だよ(ニヤニヤ)」みたいに言わないで欲しいとか。

言いたいと思えることを、言いたいと思える人に言えばいい。ここに尽きるんだと思います。それができないからこそ人は悩むわけですが、かといって、「自分はどうやらセクシュアルマイノリティの中のなにかなんだ、当てはまるものを見つけなくちゃ」「カミングアウトするってことは、自分のセクシュアリティを示す言葉をちゃんと選んで言わなくちゃ」みたいに縛られすぎなくてもいい、というわけね。自分をしっかり休めながらも、ゆっくり悩んで、一歩一歩行きましょう。行きたい方へ。

ということで、読んでくださってありがとうございました! また来週月曜日にね。まきむぅでした◎

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