“二丁目ゲイ向け看板修正陵辱事件”で思う存分もやもやしませんか

ああ、もやもや……もやもや……

わたしだってバズってる話題に乗っかりたい!
……というわけではもちろんないのですが!
超もやもやしているので、みんなでもやもやしようと思って今日は書きますね。

新宿二丁目仲通りと花園通りの交差点、通称「よつかど」。
その一角であるニューフタミビル(だむたいぷさんとかBLOKEさんとかあるビルね)にこんな看板が昨年末からかかっていたの、みなさんもちろん気づいてますよね???

 

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村田ポコさんのツイート/ブログ記事で明らかになりました。

【事件の経緯】(ブログからざっくりもうすん的に抜粋)
1.近隣住民から新宿区役所に看板が不快だという苦情入る

2.区役所、この看板を出している企業に行政指導

3.企業、代理店を通して交渉するも受け入れられず

4.イケてるマッチョなアニキ(推定175×80×36 ウケ寄りリバ)に服を着せるという、超どうでもいい修正を施さなければならないことに……

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「何挑発してんだよそんな格好してやらせなきゃ詐欺だろ!ちくしょう……ちくしょう!」というこちらのクレームが依然屹立しっぱなしのナイス修正だったのですが……
※修正後画像は村田ポコさんブログより転載


5.届け出るも、役所サイド「下着が見えている」と受理せず

6.時間切れにより最終的には代理店で修正

と、かなり色々ともやもやする経緯だったそうです。
で、先日わたくしもその看板見てきました。

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▲あれっ黄色いぱんつはいてない……?

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やだなにこのおむつみたいなの!!!

「そんだけ〜?」って思う人もいらっしゃるかもしれませんが、ものづくり系の人だったら発狂モノのどうでもいい修正ですよ、これ。
貴重なデルタ地帯を覆い隠す魔の三角形(バミューダー・トライアングル)ですよ!

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▲ゆるさないぞポセイドン!

もうなんか色々ともやもや〜んとしたお話のため、とりあえずみんなでさらにもやもやとするために、こちらではもう少し前提とかを掘り下げますね。


▲箸休めにもやもや応援ソングをどうぞ

【そもそもあの看板ってなんだったの?】
HIV/AIDS領域に特化した検査薬や治療薬などの製薬会社「ViiVヘルスケア」が出している看板広告で、デザインは2013年に公募で選ばれました。

審査員はaktaやぷれいす東京といったHIV予防啓発や感染者支援に長年関わり続ける団体のボスたちを含めたかなり強めの布陣。
で、本来は検査に関する事業を推したい広告看板ながら、二丁目でもなじみのある「Living Together」計画とのコラボということで第一弾を行い、第二弾はより検査を促すような広告を……っていう企画だったらしいんですね。
(もうすんスパイ調べ)

【なんでこんなにもやもやするの?】
1もやもや・「近隣住民からの苦情」の内容がわからない!

区役所に入った苦情がそもそもの発端なわけですが、もちろん区役所はどんな方のどんな苦情かは教えてくれません&苦情が入ったら動かなければいけません。

しかしながら、どんな人がどんな苦情を……というのがわからないから、それがまずすべてのもやもやのはじまり。
本当の近隣住民の皆さんも不快だったりしたのかもしれませんが、みんな昔はルミエールで駄菓子買って大きくなった人とかだしねえ(決めつけ)。

「われらPTA! とにかく肌色けしからんザマス!」とかならまだいいんですけど〜(「うっせーよババア」とか言いかえせるから)、
こういう事件でありがちな「ゲイのゲイ嫌い」っていう可能性ももちろんあるかもなあ、と思うわけで。もやもや。

(若者の皆さまへ:二丁目のゲイショップ草分け「ルミエール」はかつてわりと本格的な駄菓子コーナーがあり <※雑誌やビデオを買うとおまけでついてきました>、ご近所のお子さん連れが夕刻にルミエールで駄菓子買ってったりしたものなのです)

2もやもや・広告主が沈黙してる!!

広告が出せなくなる・企画が続けられなくなることが一番嫌なことなのはわかるし、ゲイにアピールする看板がなくなるのはまわりまわって私たちの不利益にもなるのはわかります。だから、修正を優先させたのもまあ、わかります。

でも、ポコさんのブログによると、この件に関して「企業側は公式な見解を控える」とおっしゃられたみたいなんですね(現在も公式見解発表なし)。

とりあえずジャーナリズムの基本として、ヴィーヴさんには電話してみたんですけど、折り返し待ちで時間切れ〜。もやもや。

3もやもや・最終的な修正、なんで駆け込みなの……?

一回目修正から、二回目修正すれば(つまんないけど)ズボンを完全に履かすことだってできたはず。……こんな謎のおむつにしなくても済んだのでは?

こちらは作者の村田ポコさんに直撃したらご回答をいただいたのですが、やはりもやもやする結果に。

<村田ポコさんにまじで聞いたその辺の経緯(ご回答抜粋です)>
●修正の引き延ばしができないか交渉していたが、3/6(木)がデッドラインと言われ、6日に修正を送った。
週明けに企業担当より連絡があり「役所がOKしなかったため代理店側で修正して通した」という報告だけ受けた。

ポコさんは「おそらく7日金曜日に役所の了承を取り工事の段取りを取る流れだったと思われます」ともコメントされており、

なるほど次週に〆切を持ち越したくないアレね!(謎の共感) ……じゃなくて、なんか工事を急がなきゃいけない理由があったのか、それとも「工事頼んじゃったし〜今更延期とか無理スよ〜」みたいな感じだったのか、それともほかに理由が……と、もやもや。

4もやもや・わたしの大好きな新宿はそんな厳しい街だったの!?

新宿といえば二丁目もゴールデン街も歌舞伎町もある、もともと少数派に優しい街じゃないですか〜。その懐深いところを私たちって愛してるんじゃないですか〜。

だってほら、伊勢丹の交差点で、冬月グループ・ギラギラガールズ・ひげガール・ロボットレストランのデコレーションバスが一堂に会することもある街ですよ!
それにピーチジョンの広告だって巨大下着広告だし!

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▲【参考画像】冬月グループ(デコバスがすごいホスト一大勢力)

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▲【参考画像】ギラギラガールズ(歌舞伎町ド派手ショーパブの草分け。ロボットレストランもこちらの系列です)

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▲【参考画像】ひげガール(歌舞伎町の「オカマバー」)

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▲【参考画像】ピーチジョン(新宿三丁目下着ショップ)

さらに二丁目だってほかにもほら巨大看板あるし!!

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▲店員さんがかわいいパンツ屋さんも!

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▲ルミエールさんも!

えっなにがいけないの\(^o^)/

もちろん今出したものすべてに苦情を言う人もいるんでしょうけど、どうして小嶋陽菜ちゃんは服を着なくてよくて、イケてるマッチョなアニキ(推定175×80×36 ウケ寄りリバ)は簡単に修正させられちゃうの\(^o^)/

秋元先生と寝てないから!?
ああもやもや……。

5もやもや・議論が活発なのはいいんだけどそもそも、、、

この事件、SNSサイトでもかなり話題で一般のまとめサイトにもガンガン載っているバズ事件なわけで、当然ゲイの注目度も高いわけです。
で、皆さん同士で議論してたりもするわけなんですが、「やっぱり下着はやりすぎ〜」とか「二丁目は別にゲイの街じゃないんだから」的な発言とか見ると、うーん、って思います。

山Pとかの半裸やこじはるの下着はOKで、蘇民祭とパン一マッチョ兄貴のさわやか系イラストがNG……。もしかして私が「下着くらいいいじゃん!」って思ってるのは3シーズンくらい先だったのかしら、とか、、、もやもや。

あまりこういったお話が得意な方ではないのですが(かしこくないので)、まあ百歩譲って「まだ往来のゲイ向け広告で下着姿のイラストは先進的すぎる! あんなセックスが好きそうな男性の下着姿などもはやセックス!」ということであるならばもはやしょうがないんですが(ぽかーん、ですけど)、

何がどう悪いのかはっきりわからないのがもやもやするし(そもそも「自粛」なんですよね?)とはいえ各所の対応や経緯に“不公平感”がありそうなのは感じるし、そういうちょっとした違いがいつしか大きな差別にもつながるんじゃないかし ら~、とか思います。

「自粛」とか「不寛容」って一番つまらないですからね!

ただ、登場人物や背景なんかも不透明でよくわからないだけに(そしていろんな人のいろんな思いがすでに暴発ぎみなだけに)、この時点でのもうすんはひたすらもやもやするしかないのかも、という感じです。

では、皆さんもご一緒に。

ああ、もやもや……もやもや……

あっとりあえずヴィーヴさん折り返し電話お待ちしてます♡

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