【同性婚特集①】Seanさん&Yoshiさん結婚式レポート

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初めまして、ユウゾウです。

4月25日にアメリカ・カリフォルニア州のサンタバーバラで、僕の親友のYoshiとパートナーのSeanが結婚式を挙げました。今回そのレポートを書かせていただくことになりました。

僕の年齢(28歳)になると周りのノンケ友だちは結婚ラッシュですが、ゲイ同士の結婚式に参列するのは初めて。式場は、サンタバーバラにあるフォーシーズンズホテル。それはラグジュアリーでゴージャスな結婚式でした!

まずはガーデンでの挙式。爽やかな晴天の下、目の前には海が広がる最高のロケーションの中、式はスタートしました。牧師さんではなく、カリフォルニア州の裁判官を司式者として招きました。

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生演奏で雰囲気がぐっと高まる中、ブライズメイドとアッシャー(花嫁花婿の付添人、今回は花婿花婿ですね)の6人が登場。ふたりのウェディングのテーマカラーでもあるパープルを基調とした衣装です。

そしていよいよ主役であるSeanとYoshiの登場。この時からすでに僕は号泣…。二人はチノを素材にしたお揃いのセットアップにパープルのネクタイといういでたち。衣装はどうやらJ.crew weddingをイメージしたみたいです。二人ともイケメンだからよーく似合ってました。

裁判官の方が二人の出会いについてをユーモアたっぷりに話し(英語だったので半分くらいの理解…汗)、生涯の伴侶となることを宣言し、指輪交換、誓いのキス、と笑いあり涙ありの愛の溢れた式でした。

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挙式の後は、カリフォルニア州の婚姻届に両人とご両親のサインを書き、晴れてYoshiとSeanはアメリカ連邦政府+14の州で認められた夫婦(今回は便宜上こう呼ばせていただきます)になりました。

その後は参列者全員でのパーティー。テーブルコーディネートやお花、料理、ワインにいたるまで全て二人でディレクションしたとのこと。とても素敵な空間でした♡

ではここで、新郎ふたりのプロフィールを紹介させて下さい。

Seanは台湾で生まれ、アメリカの大学を卒業後、日本で外資系大手IT企業の幹部をされている、とても優秀でエリートな方。一方、僕の親友Yoshiは日本で生まれ、日本の大学卒業後、大手百貨店で勤めていましたが、今は退職し建築系の学校に通っています。Yoshiは男性と正式にお付き合いしたのはSeanが初めて。初めてにしてSeanという大玉をゲットしたのです。(悔しい…!)

僕とYoshiは元々地元の友だちの繋がりで約10年前大学生時代に知り合いました。当時は僕もカミングアウトしていなかったし、Yoshiも女性とデートもしていたので、互いにノンケとして友だち付き合いをしていました。

しかし知り合ってから数年後、僕が公にカミングアウトしてからは、彼もバイセクシャルからゲイに成長(?)し、若気の至りといいますか、互いに男性とデートをしては、夜な夜な集まり報告し合う…なんて日々を送っていました。

ただ彼は気になる人とデートすることはあっても、なかなか正式なお付き合いまでに至ることはありませんでした。それどころかある日彼は、女性との結婚を考えていると僕に打ち明けました。当時特定の女性はいませんでしたが、彼のライフプランでは女性と結婚したいということでした。口には出していませんでしたが、当時彼は家族にもカミングアウトしていなかったため、ゲイとして生きることに躊躇していたようでした。

しかしそんな彼の考えはおろか、人生までも大きく変えより良い方向に導いたのが、他でもないSeanでした。

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Seanと出会ってからというもの、彼の人生は驚くほど変わりました。初めて本当の愛を知り、今までゲイであることを言ってなかった友だちはもちろん、家族にまでSeanを恋人として紹介するようになったのです。更に彼自身の夢も後押ししてくれ、人生の扉を大きく開けさせてくれたのです。

今までどんなに僕たちが背中を押しても、決して開かなかったYoshiのクローゼットを、見事にSeanは開け光の差す方向に導いてくれたのでした。

そんなストーリーを身近で見ていただけに、二人が結ばれ、こうして多くの人に心から祝福される彼らの幸せそうな姿を見て、もうずっと涙腺崩壊。本人たち以上に泣いてました(笑)。

 

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そして何より素晴らしかったのは、ご両家どちらのご家族も参加されたこと。両人のご家族が参加されるのは同性婚が認められているアメリカでも珍しいとのことでした。それが今回は二人のご兄妹はもちろん、ご両親も参加し、しかもご家族皆さん本当に二人の結婚を心から祝福していました。

ご両親の寛大な心と深い愛に感動…!息子がゲイだと受け入れること自体容易いことではないとわかっているだけに、ご両親が二人のことを微笑ましく見ていた姿を見てまた号泣…(笑)。

僕もいつかパートナーができたら式を挙げたいなぁ、ただ両親はさすがに参加してくれないかなぁ、なんて思ってましたが、ふたりの結婚式に参加して、やはり家族には参加してもらいたいなと強く思いました。

次回は、ふたりのインタビューをお届けしますので、そちらもお楽しみに!

 2014/06/22 06:00    Comment  特集   同性婚特集              
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