第5回 アジアの人はなぜ陰毛やワキ毛がボーボーなのでしょうか。

どうもいらっしゃいませ、ココ銀座でございます。ここ最近、中華圏ゴシップ誌の話題を独占していたのは、ジャッキー・チェンの長男と一緒に大麻でお縄となった台湾人俳優・柯震東。北京の警察に囚人服での号泣シーンを撮られて有無をいわさず世界の晒し者となってしまいました(映像はこちら)。2011年の台湾映画『あの頃、君を追いかけた』でブレイクして以来、飛ぶ鳥を落とす勢いのトップスターだけに、当局から絶大な宣伝効果を見込まれたのでしょうか。

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こちらが映画での手淫シーン。まさか3年後に無料で警察の宣伝をやらされるとは…

さて、今回は何とお医者さまからのご相談。これはまた、なかなか人には聞きずらいテーマね。愛知にお住まいの女医TOYさまからいただいた、ボティヘアに関するご質問でございます。

Q:アジアの人はなぜ陰毛やワキ毛がボーボーなのでしょうか。夏場は蒸れるし毛も抜けるし、職業柄気になって仕方ありませんの。(愛知県・女医TOYさま)

おっしゃるとおり、東アジアはジャングルな方が多い気がします。中華圏(特に中国北方)は日本に比べてもともと毛が薄めな人が多いから、それで放置ぎみなのかしら。一方ボディヘアをきれいに処理していたアラブ系香港人のモハメドくんに聞いたところ、体毛のケアは中東の文化なんですって。蒸れも抜け毛とも無縁、おまけに割礼で毛の絡み込みも解決と、こうもいいことずくめだと私も飛んでイスタンブールしたくなってきたわ(笑)。

外専の方は周到にケアされている方も多いようね。私のゲイ友のハミデル・ラビーン嬢は、香港に引っ越す前にロンドンで10年働いていたけれど、欧州では男女問わず体毛ケアってもう当たり前らしいわ。ヨーロッパ人の方がアジア人に比べ体毛が濃い目というのもあるだろうけど、香港でも外専の方を中心にワキ毛をツルツルにしているアジア系を見かけるのよ。もしや外専シルクロードを通じてツルツル文化が欧州から伝播しているのかも。

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ハミデル嬢のヘアレスなわきの下。月一でブラジリアンワックスをご愛用とか

でも、私がゲイに目覚めた時分は、たしか下半身ボーボーの洋物映像がけっこうあったの。いつごろからこうなったのかしら。以前マーガレットさんの連載で取り上げられた『The BIG PENIS book(巨根百科)』、うちにもあるのですが、70年代以前の写真はほとんどありのままなのが、80年代以降になると徐々に手入れされていく感じかしら。日付が明記されていないので、あくまでも推測だけれども。しかし毛に注目して読んだのはじめてだわ(笑)。

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かつてボーボーだったベルアミのLukas Ridgestonさんも最近はバッチリケア

アジア系はどうでしょう。台湾で出ている『M1』という「全見版(モロ見え)」のグラビア誌を見てみると、ナチュラルとカットは半々のようよ。傾向として中国大陸のモデルさんは、ナチュラルのままが多い感じね。モデルさんによっては撮った時期でボーボーだったり刈り揃っていたり。一方、真崎航さんはさりげなく、日本人モデルのShohさんはしっかり目にカットされている感じですわね。日本の方って、やっぱりムダ毛に敏感なのかしら。

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こちらが拙宅の蔵書。左から右へヘアの濃い順に並べたのがこちらです

そもそも中華圏(特に大陸)って体毛に寛容な気がするのよね。ほくろから毛が一本伸びていても「縁起がいい」とか意味不明な理由でそのままにしていたりするし。あと、女子大生に夏場のノースリーブで背伸びされた日にはもう…。でもベルリン在住の後輩アンジェリーナ・ジョリ子によるとドイツ人女性には「ボーボーのワキ毛は独立した女のシンボル。でも下の毛はチュルチュル」という方もいるそうなので、まだまだ私も頭が古いのね。

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お元気かしら、黒木香さん。子どもながらに破天荒なコメントが好きでした

なので、女医TOY先生、欧米に比べて東アジアではまだボディヘアをお手入れする文化が浅いのかもしれませんわね。でも日本も徐々にメンズ体毛ケアの文化が広がっているようだし、もしかしたら男の子が眉毛をいじるような感覚で、上下の体毛を整える時代が来ているのかも知れませんわ。では、今回もこの辺にて失礼いたしましょうか。次回の更新は中秋の名月を少し過ぎた9月11日の予定でございます。それまで、どうぞごきげんよう。

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いっしょに帰りましょうよ
我們一起回家吧(ウォ・メン・イー・チ・フェイ・ジアー・バ)
オッケー/ダーメ
好啊/不行欸(ハオ・ワ/ブ・シン・エィ)
(「們/メン」はバナナをくわえ込むように口を半開きで発音)

「ココ銀座のアジアンゲイ的相談室」では、日本を含めたアジアにまつわるさまざまな質問やお悩みなどにお答えしています。ペンネーム・お住まいの地域・(可能ならば)年齢・相談内容をご記入の上、こちらまでお寄せください。

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