第72回 アライ宣言!

ひろこ:最近「アライ」に関する質問を受けることが増えたね〜。

こゆき:そうだね。セクシュアル・マイノリティに関する用語は難しくて、私も最初は「アライ」って何なのか、わからなかったよ。誰かの名字かと思った!

ひろこ「アライ」とは英語のALLY、アライアンスからきていて、支援者という意味。セクシュアル・マイノリティ当事者ではないけれど、支援したい気持ちを持っている人のことです。

こゆき:当事者ではないと言っても、どこからどこまでが“当事者”なのか難しいところでもあるけど、ざっくり言って、「性別に違和感がない異性愛者の人で、LGBTを応援したいと思っている人」のことかなぁ。

LGBTは5.2%いると言われていて、決して少ない存在ではないとはいえ、やはり少数派。多数派の人たちに応援してもらえることはコミュニティにとってとても重要だし、違いを超えて理解して応援してくださることは本当にありがたいことだよね。本当に嬉しい!

ひろこ:「アライ」について、私がよく聞かれる質問はこのふたつかな。

・当事者じゃないけど、パレードなどのイベントに参加しても大丈夫?
・アライとしてできることは何ですか?

こゆき:では、まずは私からお答えします。LGBT関連のイベントのほとんどがアライ大歓迎!もちろんパレードも映画祭もです。

中にはピアサポートの目的で当事者限定のものもあるけど(例えば“女の子”が好きな“女の子”のためのお友だちづくりイベント「ピアフレンズ for girls」は、「自分は“女の子”が好きな“女の子”だ!」と思う人が対象です)、最近はセクシュアリティ不問のイベントが増えているなと感じています。心配な場合は、気軽に主催者にメールなどで問い合わせてみてほしいと思います。

私は「当事者じゃないから来ないでほしい!」なんて思わないし、むしろ「違いを超えて理解し合おうとしてくれてとっても嬉しい!」と感じます。

ひろこ:では私は、「アライとしてできることは何ですか? 」にお答えします。
例えばこんなことができると思います。

・レインボーの小物を持つ
・職場や学校で、差別的な話題になってしまったとき、一緒に笑わない。(もしできれば「それは笑っていいことじゃないんだよー」などと一言いってみる。)
・FacebookなどでLGBT関連のニュースをシェアする

などなど。それにプラスして、私がいちばんお願いしたいことはね…

・アライでいつづけてほしい !

ということ。すぐに社会が変わらないとしても、アライのみなさんの存在が少しずつ増えていくことで、世の中は必ず良くなっていくんだと信じています。

こゆき:本来であれば「アライ」という言葉や区分が必要なくなるのがベストだよね。でも今はまだ、セクシュアル・マイノリティの人を取り巻く環境が厳しいから、「支援してくれる人がいる」というのは当事者として本当に心強く、ありがたいことです。

ひろこ:アライ宣言をしたら「自分もゲイ(レズビアン)と思われるかも…」という心配はナンセンス!誰にでも、何かしらのマイノリティ性があるのだから、セクシュアル・マイノリティだけを特別に考えないで、気軽にアライ宣言してほしいね!

858_1

 

Top