第74回 クィア・ライブラリー「最近のLGBT関連書籍ご紹介編」

こゆき:久しぶりのクィア・ライブラリーです! 私は本が大好きで普段からいろいろな本を読んでいますが、やはりLGBT関連の書籍はとても気になりますね。今日は最近出版された2冊の本をご紹介します。

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ひろこ:まずは『カラフルなぼくら』(ポプラ社)。アメリカの若い世代の6人のLGBTが、自分の体と性について語っている本です。トランスジェンダー、Xジェンダー、インターセックスの当事者の生の声、体験談が綴られていて、とても読み応えがありました。アメリカと日本と文化背景は違えど、LGBTが直面する悩みや葛藤には共通する部分が多く、今現在セクシュアリティで悩みを抱えている方にはぜひ読んでほしい1冊です。それから、私はXジェンダーよりですが、トランスジェンダーやインターセックスの方のお話もとても勉強になりました。

こゆき:そしてこの『カラフルなぼくら』は、私たちの著書『レズビアン的結婚生活』と『ふたりのママから、きみたちへ』と同じブックデザイナーさんが手がけた作品なのです! この本のデザインも本当に素敵♡ 本のあらゆるところにカラフルな仕掛けが施されていて、紙の本ならではの楽しみに満ちた本。装丁・ブックデザインもあわせて堪能してほしいです。本が手に馴染むこの感じ、いいよねぇ。購入したら、ぜひ帯やカバーも外してみてくださいね。

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ひろこ:次にご紹介するのは『夫夫円満』(東洋経済新報社)です。大阪・神戸アメリカ総領事館の元総領事のリネハンさんと、同性パートナーのカネグスケさんによる自伝。リネハンさんとは、大阪市淀川区の講演会でご一緒させていただいたことがあるね。

こゆき:そうなの! そのときのお話にとっても心を動かされたよ。だって、私たちとは世代が違って、本当に大変なことが多かったと思うもの。それに、ストーンウォール事件などをリアルタイムでご経験されているわけでしょう? それを日本語の本にして伝えてくださって、本当にすごいことだよね。私は電子書籍版で読みました。電子書籍版も同時発売になっているので、そちらもチェックしてみてください。

ひろこ:リネハンさんの講演のお話は、内容もさることながら、さすがアメリカの外交官という感じの素晴らしいプレゼンだったことが印象的。自伝にもそのエッセンスがぎゅっとつまっています。ちなみにタイトルの「夫夫」(ふうふ)って面白い造語だよね。私たちも、言うなれば「婦婦」(ふうふ)だもんね。長い人生の経験からつむぎ出される文章は力強いし、世代を超えて読んでほしい本ですね。もちろん若い人が読んだら、きっと励まされると思います。こちらも本当におすすめです。

こゆき:最近はLGBT関連の出版が多くて本当に嬉しい! 本になるということは、図書館や学校にも置かれて残るし、地方の書店にも置かれる可能性がある。報道やテレビは関東限定だったりすることがあるけど、本になると全国の人が手に取れるものね。それにブログなどのように、興味をもっている人が調べるというだけじゃなくて、広く一般の人に手にとって考えてもらえる機会になっていくから、本当に嬉しいことだなぁ。

ひろこ:そうだね。2CHOPOでもご一緒させていただいている、まきむぅの新刊コミックエッセイ『同居人の美少女がレズビアンだった件。』も発売になったばかり! 予約しているので届いて読むのが本当に楽しみです☆

★おまけ★
ひろこ:先日小雪ちゃんがCM撮影に挑戦しました。何のCMかはまだ内緒です。お楽しみに〜。写真は撮影風景です。

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そして、撮影終了後にいただいた大きな大きなハンバーガーを、2人でがぶり。

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