【映像】誤って黒人の精子を提供された白人レズビアンカップル、精子バンクを提訴(Mic)

 

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オハイオ州ユニオンタウンの白人レズビアンカップルが、希望した白人ではなく黒人の精子を提供されたことで損害を受けたとして、精子バンクに対して損害賠償を求めている。このニュースによって、いまだにアメリカが白人優位社会であることが浮き彫りになっている。

原告であるジェニファー・クランブレット(36)は、自分のパートナーに似た「金髪で青い目」の精子を望んだが、精子バンクの手違いで黒人の精子を提供されて娘のペイトン(2)を妊娠、出産するに至った。

訴状によると、彼女の家族が異人種に不寛容であることに加え、現在の居住地も人種への偏見が強い地域であることから、ジェニファー達は恐怖と不安の日々を送っているという。また娘の散髪ひとつとっても、毎回肩身の狭い思いをしながら黒人の多い地域へ出かけなくてはならないなど、負担も大きいと述べている。

ジェニファーはNBCのニュースで、彼女とパートナーはペイトンを愛しており、混血の子どもを持つこと自体は問題ではなく、より差別のない場所で娘を育てたいのだと涙ながらに語った。

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ジェニファーは精子バンクを相手に、これまでの、そしてこれから被るであろう心身の苦痛や経済的損失などの代償として5万ドルの賠償金を求めている。その賠償金は娘のため、より人種的多様性のある地域への引っ越し費用にあてることを考えているという。

もしペイトンが白人として生まれていたら、人種だけでなく恐らくLGBTに対しても不寛容な地域に住んでいたとしても、これほど大きな問題にはならなかったのではないだろうか。

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このニュースは、あるまじき医療ミスの問題としてだけではなく、黒人として生きる大変さを白人が思いがけない形で体験することになったという、稀なケースとしても注目を集めている。

▷原文を読む(英語)
White Mom’s Lawsuit Over Black Baby Exposes Ugly Truths About White Privilege
http://mic.com/

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