最終回 経済的自由を手に入れるために、今からコツコツと

みなさん、大変ご無沙汰をしております。ファイナンシャル・プランナーのTです。

これまで計11回に渡りお送りしてきましたコラム「LGBTとマネープラン・ライフプラン」ですが、今回で最終回を迎えることになりました。みなさん、今までありがとうございました。そして、10月いっぱいで編集長をご退任されたバブリーナさん、お疲れ様でした。

ではまずは前回の続きから。医療保険をご紹介して私は加入していないというところで終わっていましたね。前回のコラムはこちらをご参照ください。

その理由は簡単です。

保険は何か大きなお金が必要になってしまった時に助けてもらいたいものです。1日入院して5000円や手術受けて2万5千円もらったところでお小遣い程度の給付金にしかなりません。何十万、何百万円と大きな保障が受けられる保険じゃないと意味を成さないと思っています。

もし前回ご紹介した医療保険に加入するとしたら、大きな費用がかかる可能性がある先進医療を受けた時に実費が給付される特約をつけるのでしたら、加入する価値も出てくるでしょう。特約料も100円程度なので付けるに越したことはないと思っています。

それだけ特約料が安いということは、保険会社が給付する可能生も低いだろうということを表していますが、その確率の低いけれども、万が一先進医療を受けることになった時にはとても助かりますよね。

※ 先進医療とは
大学病院や研究機関などでは、日々、最新医療技術の研究・開発が進められています。そうしたなかで、その安全性や治療効果が確認され、さらに今後、保険診療への導入が検討されている医療技術のことを「先進医療」と呼びます。先進医療は厚生労働大臣が認めたもので、実施される医療機関も限られています。また、先進医療を受ける場合の費用は、公的医療保険が適用されずに全額自己負担とされていますが、通常の治療と共通する部分は保険診療となります。

ここで皆さんにご注意頂きたいのですが、「保険に入っていないから、保険料浮くから飲みにいけるぞ〜!」では困ってしまいます。

将来想定される医療費の自己負担分として、しっかりと貯めていって頂きたいです。もし浮いた保険料分を年率6%で運用出来たら、10年後には保険以上の大きな力になってくれているかもしれませんね。

あとは生活習慣病等、自分で防げる病気などもあるかと思いますので今一度、体の健康、心の健康、そしてお財布の健康を守るために、ご自身のライフスタイルを見直してみて下さい。

さて最終回ということで、日頃からLGBTの皆さんをはじめ、ストレートの老若男女20代から80代の方々のマネーライフプランのお手伝いをさせていただいている私から、皆さんへの最後のメッセージをお伝えしたいと思います。

■継続は力なり、今からコツコツお金を貯めて行きましょう■

「皆さんにとってのお金って何ですか?」こんな問いかけをコラムの初回にしました。何をするにもお金が必要な資本主義・日本の中で、一生懸命働いてお金を稼いで常にお金に囚われている方が多いのが現状です。そんな呪縛から開放されて経済的に自由な暮らしを得た時は、とても幸せで豊かな気持ちになれるのではないかと思います。

経済的自由な暮らしなんて夢のまた夢。油田でも一発掘り当てたりしないとなかなか難しいですよね(笑)。そのため現状で将来が心配な方は、何かしらの行動を起こし現状を変えていかなければなりません。

例えば月5万円を積み立てていくとします。Aさんは毎月のお給料から銀行の普通預金にコツコツ入れていくとします。1年で60万円、10年で600万円を積み立てることになります。

今の0.02%の金利がずっと続くとしたら(金利が変わらないことは実際にはあり得ないかと思います)、10年で税金を考慮せず複利計算をすると6604円の利息がつくことになりますね。

これが3%の複利運用ですと約108万円、6%の複利運用ですと約238万円の運用益になるわけです。これは皆さんの毎月の積み立てのお金の行き先によって、増え方が大きく変わるということを表しています。

こういう話になると、「株式や投資信託って元本割れする可能性があるから怖い」と言われることが多いのですが、もちろんその可能性はゼロではないです。銀行に円で預金しておくだけの行為も目に見えない怖さがあると思っています。物価の上昇や円安が更に進んでいった時に、あなたの銀行の100万円は10年後には現在の100万円の価値はないかもしれません。

いずれにせよ、自分のことは自分で守る!
限られた生涯賃金を生かすも殺すもあなた次第です。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。このコラムが少しでも読者の皆さんと、お金との付き合い方のヒントになれば幸いです。それではまたどこかでお会いしましょう!

ファイナンシャル・プランナー T

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