第81回 アップルCEOティム・クックのカミングアウト

ひろこ:AppleのCEO、ティム・クック氏がゲイであることをカミングアウトしましたね!

◆ハフィントンポスト
「ティム・クック氏「同性愛者であることは、神からの贈り物だ」 AppleのCEOがゲイをカミングアウト」

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◆ブルームバーグ・ビジネスウィークに掲載されている全文(英語)
「Tim Cook Speaks Up」

◆ブルームバーグに掲載されている日本語訳
「ゲイであることを誇りに思う」-アップルのクックCEO」

日本語の記事もたくさん出ていたね。

◆Yahoo!ニュース
「アップルCEOティム・クック「同性愛者であることに誇り」初めて公の場で告白」

◆朝日新聞デジタル
「米アップルのティム・クックCEO、同性愛を公表」

「アップルCEO、考え抜き同性愛公表 手記の編集者語る」

◆テレビ朝日系(ANN)
「アップルCEO「同性愛者であることは誇り」と告白」(ニュース動画あり)

こゆき:以前、こちらの連載でも、Appleが今年サンフランシスコのパレードに参加したときの動画「Pride」をご紹介していました。

ひろこ:昔からのApple信者の私としては、とても胸が熱くなって、勇気をもらえるニュースでした。

こゆき:日本ではこのニュースは10月31日の朝に配信されたのだけど、その日の夜には、堀潤さんがMCのJ-WAVEの「JAM THE WORLD」でも取り上げられて、国際NGO「ヒューマンライツウォッチ」LGBTアドバイザリー委員の柳沢正和さんがスタジオでお話しになりましたね! ラジオでLGBTの話題が頻繁に取り上げられるようになったのも、ここ数年の動きだよね。本当に嬉しい!

また、ゲイであることをカミングアウトしていらっしゃる大阪の弁護士、南和行さんの文章がこちらから読めます。

南さんがおっしゃっている、「カミングアウトし続けなければ、異性愛者だと思われてしまう。隣にいる存在なんだと知ってもらうためにカミングアウトし続ける」というのは、私も本当に共感。異性愛の人が「私は異性愛者です」と言うことと同性愛の人が「私は同性愛者です」と言うことは、全然対称ではないからね。

みなさんにもぜひ、手記の全文を読んでいただきたいです。

「私たちは正義に向けて陽の当たる道をともに進んでいる。れんがを一つ一つ置きながら道を作っていく。これが私のれんがだ。」
この最後のれんがのくだりがね、胸が熱くなって涙が出るよ…。

ひろこ:ほんとうに素晴らしい手記。ティム・クックのリーダーシップを見習いたい。プリントアウトして、自宅の壁に貼っています。

こゆき:発表のタイミングや戦略的な判断もあったのかもしれません。でも、それでもこのCEOのカミングアウトが、世界中のLGBTを取り巻く環境にポジティブな影響を与えたことには変わりがないと思うの。もちろん、当事者の人たちがどんなにか励まされたかもね!

ひろこ:そうだね。同性愛を禁じる法律がある国でもApple製品を販売しているわけだから、それでもカミングアウトしたというのは、大きな決断だね。グローバル企業のCEOとして、カミングアウトに伴うメリット・デメリットを熟慮した上で、最終的な決断が「カミングアウトする」となったというのは、世界的な時代の流れを感じます。

こゆき:日本も続いてほしいな! 日本の影響力がある人やリーダーシップを発揮している人たちにも、LGBTの若者をサポートするようなメッセージをもっと積極的に発信してもらいたいと思います。当事者であっても、アライであっても、どんな立場でもできると思うから。
アメリカの同性婚法制化にしても、こうした著名人のカミングアウトに対しても、日本はやっぱりどこか対岸の出来事という感じが否めないよね。メディアも情報の受け手も、いまいちピンときていないのだなぁと思って、なんだか少しもやもやしています。金沢弁で言うと、「はがやしいこっちゃ」です。

ひろこ:え? なにっちゃ?

こゆき:だから、はがやしいこっちゃね。

ひろこ:(意味不明..)

こゆき:はがやしいこっちゃ!

ひろこ:金沢弁が気になる方はググってください(笑)

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