【画像】NY在住ドラァグクイーンが顔の半分だけメイクを落としたら美し過ぎた(Mic)

ヘアメイクが果たす役割は絶大である―クイーンにとっては

ニューヨークの写真家Leland Bobbé(リーランド・ボブ)氏のポートレイト作品シリーズ「Half-Drag」が話題を集めた。このシリーズはニューヨーク市のドラァグクイーンのビフォー&アフターの半顔メイク写真からなり、メイクの持つ力とそれを駆使するドラァグクイーン達の技術を見事に魅せ付けている。

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Crystal

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Jessica

伊Vogue誌を始め多くのウェブサイトで取り上げられ、世界的に人気を博しているこのシリーズを作るきっかけとなったのはネオバーレスクのパフォーマーを題材にしたプロジェクトだったという。

「Facebookで一人の男性パフォーマーが、半分男性、半分女性の衣装を着ていたんだ」とボブ氏。
「すごく面白いと思ってね。彼にスタジオで写真を撮らせてくれないか、と頼んだのが始まりさ。その内に本物のドラァグクイーンを撮ったらもっと面白いんじゃないかって興味を持ったんだ。そしてこのプロジェクトが誕生した」

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Lady Havokk

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Vikki

写真の構図にも計算を欠かさなかった。
「写真を見る人の視点が男性と女性、両サイドの顔を違和感なく見られるようにしたのさ。被写体をクローズアップすることで、ありのままの姿を見せることも出来れば、ヘアメイクの持つ圧倒的な力をも見せつけられてしまう」

Huffington Postのインタービューでもボブ氏は語った。
「ヘアメイクの力で完璧な変身を彼らは成し遂げた。それも自身の女性サイドを引き出すことに成功しただけでなく、男性サイドをも魅せながら」

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Miss Fame

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Vivienne

構図と色で印象を持たせるだけでなく、クローズアップをしたことでジェンダーの行為遂行的な面も表した。性的役割を取り入れるという行為が芸術となるのだということ―現にこの写真は芸術を見せつけてくれた―を表し、可能にし、明確にしたことで、キャンプの特性を持ったものともいえる。「ドラァグ―大衆を楽しませるために生まれた」とボブ氏は付け加えた。

実際ボブ氏自身もこのプロジェクトを通してジェンダーの可変性を学んだという。
「『男性』『女性』、などとジェンダーを限定する必要はないと考える人たちが沢山いる。自分の心の内で感じるジェンダーが、外では全く反対に表れている人も数多くいるんだ」

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Magnolia

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Yuhua

「このプロジェクトを始めた当初はここまでの反響があるとは思いもしなかったよ」
作品を見た人たちが虜となったように、ボブ氏も自身の作品の虜となった。
「私たちは皆、各々のジェンダーを多様な方法で表現して来た。しかしその一方で、ジェンダーとはあくまで”個性”や”創造”の提示でしかないと考える人たちもいるんだ。境界線など、ぼかしてしまいって望んでいる人たちがね」

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Pattaya

「Half-Drag」シリーズの作品はボブ氏の公式サイトで見ることができます。(右上の「PORTRAITS」をクリックするとプロジェクトの一覧が表示されます。)

▷原文を読む(英語)
Stunning Portraits of Drag Queens Challenge How We Think About Gender
http://mic.com/articles/103204/a-photographer-s-stunning-portrait-series-challenges-how-we-think-about-gender
▷出典
Mic
http://mic.com/

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