#18 ロンドンゲイクラブ案内所 | Two Brewers in Clapham

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クリスマス休暇でスウェーデンにいる間、よくサウナに入った。ちなみにサウナはもともとフィンランド語なので、スウェーデンだとバストゥ(Bastu)と発音する。リカとリカの妹夫婦との4人で入ることが多いのだが、リカとリカの妹は熱いのが苦手らしく、ほとんどの場合、義妹の夫とふたりで残るパターンだ。彼は僕と同じ歳なのだが、今は育児休暇中で夏からずーっと家にいて子どもの面倒をみているらしい。サウナの中、ふたりでビールを飲みながらこれから子どもを持とうとしている僕へ、彼はこんなアドバイスを送った。
『しっかり遊んでおきな、それができるのも今のうちだけだから』
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ということで、先輩の教えを忠実に守る為、休暇から帰ってきたその週末、友達誘って繰り出したのは、以前の記事でも紹介した、ロンドンの南側、クラッパムというエリアにある “The Two Breweres” (トゥー・ブルゥワーズ)。(サイトはこちら) もともとキャバレー・バーだったらしく、キラッキラのステージがあってドラッグクイーンのショーが週末に行われていたり、でも広いダンスフロアもあったりで、ひとつで二度おいしいバーである。
地下鉄ノーザンライン(Northern Line)のクラッパム・コモン(Clapham Common)という駅から徒歩5分。クラッパム・ストリートという、週末の夜は賑やかな通り沿いにある。ただこのエリア、もし訪れるのであれば気をつけていただいたい。治安が悪いと言われるテムズ川の南のエリアのなかでも、近くのオーヴァル(Oval)やブリクストン(Brixton)と並び、刃物で脅され強盗に遭うとか、友達の女性は17歳くらいのときにレイプされかけたという話だ。表通りは人が多く明るいのでまだ大丈夫だろうが、裏通りには入らないのが身のためだ。
22時までに入るとチャージ(入場料)の7ポンドがかからないということで、せかせかと慌てて向かったのだが、そんなに早い時間だとガラガラだろうなと思ったのは大間違いで、すでに大盛況。友達の友達と合流して早速ビールで乾杯。22時に開く2階のクロークにジャケットを預けに行く。一着1.5ポンド (約270円)かかるこのクローク、友達はこっそり2着を重ねて1着分に見せかけようとしたが、あっさり2着分の金額を取られてしまった。こんな時、2丁目みたいにコインロッカーがあれば全員分無理やりにでも押し込めるのに!、と思わされる。(ここにあったら、あっさり壊されて盗られるのだろうけど。)
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クロークのチケット、リストバンドになってて無くす心配がないのでありがたい
まずは奥にあるダンスフロアで踊りだす。眺めてみると、観光客は少ない感じで、ローカルっぽさが滲みでてる感じがした。年代も結構幅広いし、わりとかわいい子も多く、親しみやすい感じがした。他のエリアと比べるとアジア系やオリエンタル系は少ない印象。音楽は流行りのポピュラー系で、みんなで歌えちゃう感じだけれども、今日はテクノっぽい感じでリミックスされてたので、いい感じだったっていう印象。踊ってても楽しかった。
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奥のダンスフロア
ちょっとうろちょろしてみようってことで、最初のフロアに行くと、前に進めないほどの混みよう。ドラッグショーが始まっていた。口パク系のショーではなくがっつり歌っていて、それがまたうまいし、客の乗せ方もうまい。フロアはかなり熱気で包まれていた。そして最後は『レリゴー、レリゴー』の大合唱だった。
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ちょうど”Let it Go”の最後の歌い上げる”Let the storm rage on~~”のところ、大合唱である
そのあと、また奥のダンスフロアに戻ったのだが、だんだんと脱ぎ始める人もでてきた。下の写真のようなジョックストラップをつけてる人も結構いる。こういうジョック好きは川の南側のほうが生息率が高いというのが、僕の個人的な見解。
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さあ、もうちょい踊りたいなと思った矢先、友達が飲みすぎたらしく、帰りたいと言い出した。久しぶりに楽しいクラビングだったから、名残惜しくはあったけれど、ここらで切り上げるのがいいのかなとも思い帰路についた。ロンドンは24時間バスがたくさん走ってるので、始発を待またなくていいのがいいところ。夜遊びする人の味方の街である。帰りたいと思えばいつでも帰れる。その友達はわりとうちの近くに住んでいるのだけれど、泊めてくれというので、うちに連れて帰った。翌朝、ふたりで二日酔いだー、頭いたーいって、家で留守番していたリカに言いながら、3人でコーヒーを飲んだのだった。

 

 

 2015/01/15 06:00    Comment  連載   みっつんのLondon Days              
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