第2回 型破り!「ル・ポールのドラァグレース」名場面集

Hello Hello Hello! f.o.x.y.です。(ツイッター@foxyfordragではドラァグクイーンにまつわる最新情報を配信中)

ドラァグクイーンの王者を決めるリアリティー番組「ル・ポールのドラァグレース」は、誰も予想できないような展開が視聴者、そして時に審査員までも驚かせます。これまで放送された数々のシーズンやエピソードの中でも、特に型破り!と呼べるのがシーズン4でしょう。名場面を紹介しながら、ル・ポール様が伝えたかったメッセージがどんなものだったのか見ていきましょう。
最後までしっかり読んでくださいネ!

シーズン4の優勝者であるシャロン・ニードルズのルックスは、「ル・ポールのドラァグレース」が綺麗で可愛いだけの女装以上のものを求めていることを体現しています。

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シャロン・ニードルズ(Sharon Needles、本名Aaron Coady)

ホラー系女装とも呼ばれるシャロン・ニードルズのスタイルですが、「規格外」のスタイルを審査員の目に焼き付けたのは、シーズン4で出場者に最初に与えられたメインチャレンジでのこと。アポカリプスならぬ、ルポカリプス(RuPocalyps)!世の終焉後の世界をテーマにしたドレスを制作すること。ランウェイでのシャロン・ニードルズの吐血のパフォーマンスにはさすがのル・ポール様もびっくり。

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ランウェイの途中で吐血パフォーマンスをするシャロン

続いて、ドラァグレース史上でも型破り!の課題として語り継がれるのが、プロレスのパフォーマンス。女装なのにプロレス!?と思う方も多いかもしれません。チームに分かれて対決するリング上のパフォーマンスでは、お互いの強みを引き出すと同時に、弱点をカバーしあうことが要求されたのでした。

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苛酷なバトルに勝ち残れなかったクイーンはその週のワースト1位、2位(ボトム2と呼ばれる)にノミネートされてしまい、最後にその2人でもう一度だけパフォーマンスを披露するチャンスを与えられ、そこで生き残れないと退場です。シーズンも半ばになり、出場者の数が減ってくると、出場者の間に勃発するケンカや恨み妬みもヒートアップしていきます。そんな厳しい環境の中でもうまく自分を発揮しなければ、「次世代のクイーン」として認められないのです。

シーズン4ではベスト6位まで進出したクイーンたちに、一番嫌いなヤツとコンビを組んで生歌を披露せよ!という課題が与えられました。しかも、嘘発見器を使って事前に「嫌いな相手」はばっちり調査済み。実はこれ、ル・ポール様のいやがらせではなく、自分と正反対の相手をも受け入れて何か学びとりなさい、というお告げだったのです。反発しあう分子同士が舞台上でどれだけ呼吸を合わせてパフォーマンスを披露できるか、プロ根性の見せどころでもあります。

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苦手な相手とペアを組まされるクイーンたち

結局、このチャレンジでは体格がよくてちょっと謙虚なラトリース・ロイエールと自信に溢れたスリムでブロンドのウィラムによるチームが優勝!

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ラトリース・ロイエール(Latrice Royale)とウィラム(Willam Belli)

プロとしての精神をしっかり見せてくれたラトリースとウィラムのコンビ・・・。ラトリースは普段着ないような衣装で新天地が開拓できたようです。つまり、型破り!とは、自分の殻の中に閉じこもっていないで、一歩外に踏み出すことで引き出される自分自身なのかも!!自分の殻を打ち破ることを、ル・ポールのドラァグレースの審査員たちはよく「Comfort zone」(心地よいと思う場所)だけに留まらないで!という表現でアドバイスします。

ところが、シーズン4では本当に番組の規則を破ってしまったクイーンがいたのです。それがウィラム!演技も歌も得意なウィラムは、どんな難題も順調にクリアしていきましたが、課題の成績に関わらず、ル・ポール様から退場を命じられてしまいます。

一体何が起きたのか?・・・実は、リアリティー番組として、収録中の期間は外部とのコンタクトが絶たれ、面会も禁じられるのですが、どうやらそのルールを破ってしまったよう・・・。

ここでル・ポール様の一言。

「これからもルールを破り続けてちょうだい!でも、私のルールは破っちゃだめよ!」

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ただ奇をてらったことをするのではなく、自らの型を破り続けることで、眠っている自分が目を覚ます!そして斬新なスタイルを追求することができる!!それがル・ポール様、そして後に続くクイーンたちがパワフルな理由なのかもしれませんね~❤

次回(2月3日更新)はなんと、ウィラム様の独占インタビューを掲載予定!お楽しみに~❤

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