第100回 100回記念と、妊活近況と。

 

ひろこ:気がつけば、この連載も今回で第100回。いつもご愛読ありがとうございます。
こゆき:最初の記事はこちら、私たちの結婚式のお話でした。今でもたくさんの方にお読みいただいています。
ひろこ:100回記念ということで、今回は結婚式の未公開写真をいくつかご紹介。久しぶりに結婚式の写真を眺めていたらなつかしい、、(それに2年前の私、だいぶ若いですね。)
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こゆき:第1回の日付は2013年4月3日ということは、約2年前。あれから毎週の2CHOPO連載でいろいろなことを考えてきました。お時間ある方は、過去記事のリストから、関心があるテーマの記事をぜひお読みいただければ嬉しいです。

東小雪&ひろこのこれまでの2CHOPO連載一覧

結婚式の経験に始まり、宝塚のこと、妊活のこと、3冊の本の出版、引っ越し、起業、そして今年になって渋谷区の動き、、
こうして振り返ってみると、迷いながらも少しずつ前に進んで、成長できているかなと思います。
ひろこ:本当にいろんなことがあった2年だったね!
こゆき:さて、結婚式から2年。現在の私たちの夢は、子どもを持つことです。先日、先輩レズビアンマザーのお家にお邪魔して、子どもと遊んできました!
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ひろこ:写真のお子さんは現在3歳。レズビアンカップルのAさんが、知人のゲイ男性から精子提供を受けて妊娠出産。パートナーのBさんと一緒に育てていらっしゃいます。Bさんは、お子さんとは血の繋がりはありません。ですが「子供から深く愛されているという実感があって、とても幸せ。そして、私もすごくこの子を愛してる」と言っていました。けれども、血が繋がっていないためにある社会的な壁の問題についても伺うことができました。3人は、一緒にいる姿がとても素敵な、あたたかい家族です。
3人と幸せな時間を過ごしながら、当たり前のことですが「あぁ家族なんだ」ということが、すんなりと腑に落ちました。
家族を家族たらしめているものは、血縁でも、お父さんとお母さんが揃っていることでもないんですよね。本当はシンプルで当たり前のことなのに、ともすると大切なことを忘れそうになってしまいます。
こゆき:レズビアンマザー、レズビアンファミリーは日本ではまだまだ見えにくいかもしれないけれど、すでに一緒に生きているし、確実に増えてきています。また血がつながらない親子や、シングルで子育てをする人もすでにたくさんいます。家族の形は色々で、使える社会的な制度に差がありこそすれ、関係性や愛には優劣がないですよね。
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写真はみんなでお散歩中の様子。私とひろこさんの間で、手をつないで歩いてくれました。毎日、こうして3人で手をつないで保育園に通っているんですって。こんなふうに保育園に送り迎えするようになる日が来るといいな♡とあらためて思った、ほんわかした時間でした。2人ともとても嬉しそうですね(笑)
レズビアンマザーになるためには、ざっくり言ってしまうと3つのトライに分類されると思います。
1. 精子提供をしてくれる人を探して、おたがいの条件をすり合わせること(or 精子バンクの利用検討)
2. 妊活のためのカラダづくり(※この項目はレズビアンに限りませんが)
3. 社会的なハードル(自分の親へのカミングアウト、子どもの学校などへのカミングアウトをどうするのか?など)
私は子どもを持つことを具体的に考え始めて約2年になるけれど、最近まで上記の3つがアタマの中でごちゃごちゃになっていたことに気がつきました。もちろん、それぞれ重なり合う部分もあるのだけど、1つ1つ分けて考えて、できるところから始めるのもいいかなと最近は思っています。
例えば、
・親へのカミングアウトはまだ数年単位でかかりそうだけど、仲良しのゲイに子どもを持ちたいと思っていることを話してみる
とか、
・パートナーと子どもを持つことへの温度はまだだいぶ違っているけど、基礎体温を継続的につけて身体を温めるように心がける
とか。
なんにしろ、レズビアンの子づくりは思った以上に時間がかかることなので、子どもがほしい人は早めに、できることから始めることが大切だと思いますよ。
ひろこ:私たちカップルは、8歳年上の私が先にトライしたいと思っています。ここでDIY(Do It Yourself:精子を提供してもらい、自宅などで自分たちで人工授精をする方法)で妊娠出産した別のレズビアンマザーの先輩から聞いた「レズビアン的妊活アドバイス」をご紹介します。
・基礎体温をつける
・身体を温める(鍼灸もオススメだそう)
・葉酸を摂取する
・ブライダルチェックを受けてみる(卵子年齢や性感染症などの検査)
・おりものをチェック
・子宮口の場所をチェック
こゆき:基礎体温をつけるとかはわかるけど、、最後の「子宮口の場所をチェック」って、いったい…!?
ひろこ:排卵日近くなると、子宮口の位置が下がってくるらしいのです。シャワーのときとかに自分で触ってみて確認できるらしいよ。
こゆき:すごい。知らなかった! でもたしかに、自分の身体だもんね。定期的に触ってみたらいいよね。
ひろこ:私たちは針のない注射器を使って、DIYでチャレンジしようと思っているので、こんなYouTube動画も参考になりますね。DIYで実際に妊娠したレズビアンカップルが具体的なDIYの方法を説明しているもので、14万回近く再生されています。同じ先輩が教えてくれたんですよ!(*ただし英語です。私もなんとなくはわかるのですが、、どなたか日本語に翻訳して教えてください・笑。あるいは日本語で同じようなものがあれば情報希望。)
「Home insemination success」
こゆき:おおお! なんとなく抽象的だった「家族のカタチ」などの悩みから、一気に具体的になってくるね。
私たちが考えている方法では、
精子提供候補者を探して話し合いを重ねて、もし将来のために必要そうであれば同意書のようなものを作って、
DIYで妊娠するために妊活をして、
社会的な認知と法的保証がない中で子育てするための壁を越えて…
レズビアンマザーになるにはまだまだまだまだ大変なことが多いね!
理解者を自分の周りに増やすことも大切です。まだまだ偏見が根強く残る日本社会。でも、周囲に自分たち家族を理解して、サポートしてくれる人たちとの関係性を築いておくことはきっとできます。
これはレズビアンマザーに限らないかなぁ…。妊娠出産って女性にとって本当に大変なことなのに、心ないことを言う人はいるもんなぁ…。
ひろこ:日本に住むレズビアンマザーたちのDIY経験談ももっと聞きたいし読みたいよね! 赤ちゃんが生まれた後も精子提供者に子育てに参加してもらっている家族もある、と先輩から聞いたので、そういう家族の話にもとても興味があります。
こゆき:私もひとり産みたいんだぁ♡ ひろこさんと私、ひとりずつ産んで育てられるといいね♡
(最近言い続けていると叶うことが多いので、積極的に口にするようにしています♡)

 

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