第30回 カミングアウトデー

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『カミングアウトデー』

10/11はカミングアウトデーでした。
海外ではこの日にいろいろなイベントが開催されているようです。

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カミングアウトデー (英語: National Coming Out Day、NCOD) は、自身の性的指向や性自認をカミングアウトしたレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー(LGBT)の人々を祝い、人々の認識向上を目的とした記念日。
毎年10月11日がこの日にあたり、世界中のLGBTコミュニティで祝典などが行われている。

10月11日は1987年にワシントンDCでゲイ・レズビアンのワシントンマーチが行われた日であり、多くのLGBT活動団体が生まれるきっかけとなったこの日を記念している。
(Wikipediaより抜粋)
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日本では、同性愛は認知度という意味でもまだまだ低いので、この日に合わせてカミングアウトする人は少ないでしょう。

私は、家族にカミングアウトしていません。
幼い頃に両親が離婚し、兄と私2人は母に育てられました。
母はもう70歳にもなる年です。
私がカミングアウトしていない理由は、自己満足で終わりたくないからです。

私が女性が好きだと伝えたとします。
母はもしかしたら、
何言ってるの?
どういうこと?
とまずは理解できないかもしれません。
または、自分が離婚したからだろうか?など、自分のせいだと悩ませてしまう恐れもあると、そう考えるからです。

父親との離婚の原因は暴力とギャンブルだと小さい頃聞いたことがあります。
父の写真も1枚くらいしか見たことがないし、母も父のことを話したがらないので、幼い頃から私はそこには触れないできました。
私が20歳になった年に、兄経由で
父が会いたいと言っているけれどどうする?と言われたことがあります。

その時の正直な気持ちは、
よくわからない・・・。
離婚したのが保育園に通っている頃だったのですが、そこから会っていないのでほとんど記憶にありません。
何となくその頃の父の顔を覚えているような・・・。

会って、お父さんだよと言われたとしても、しっくりこない気がする。
何を話せばいいんだろう。
他人のおじさんと会っている気分にならないだろうか。

そんなことを考えました。
大好きな祖母も会うことを反対していたので、そのまま会っていません。

そんな去年、私にもう1人の兄がいることを知ることになります。
そして、私をマッチョにしたようなそっくりの兄とは、父が違うのだということも。
最初はパニックでしたが、もうこの年になると1人兄弟増えたーってかんじで受け止められました。

話はどんどん膨らみましたが、
父親の愛情をよく知らない私だから、母性本能をより求めて女性が好きなのか、その真意は自分でもよくわかりません。

私は、女手一つで育ててくれた母を尊敬しています。
尊敬する母を傷つけたくない。
こんな私の母だから、カミングアウトしてもすんなり受け入れてくれる場合もありますが、少しでも高齢の母に心配はかけたくないのが本音です。

過去に、付き合っている彼女を紹介しつつ言ってみようかなと考えたことはあります。
この先サラッと言ってしまう時もあるかもしれませんが、今は話すことは考えていません。

とは言っても、
パナシェなどでこんなに顔を出しているので、家族や会社に広く知れる時が来るかもしれませんが、その覚悟はできています。

私は、カミングアウトして生きていくかいかないかは本人の自由だと考えています。
同性愛を隠して生活する人も実際多いと思いますし、何らかの事情で結婚している方、子供を育てている方も否定したくもありません。
それぞれの事情、考えや思いで生きている。
そこは尊重すべきだと思うのです。

昔を振りかえってみました。
昔から変わらないことは、同性を好きになったことを止めたことがありません。
好きな気持ちは消せないし、偽ることもできないでしょ?どんなに脈がなくても(笑)
簡単に止められるような恋なら、そんなに好きじゃないと思うから。

カミングアウトデーが国民の休日となる日を夢見たくなりました。

 2012/10/15 00:00    Comment  連載   RUIスタイル              
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