第24回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の注目作品を編集部がPICK UP!!

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭運営委員会は、7月11日(土)~20日(月・祝)の10日間「第24回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」の開催を発表した。今回会場となるのは、スパイラルホールシネマート新宿の2会場となり、全14プログラムを上映予定。2CHOPOでは、上映作品の中から特におすすめしたい5作品をPICK UP!

編集部おすすめ作品01 『クセニア』<クロージング作品>
(英題:Xenia/監督:パノス・H・コートラス/2014年/ギリシャ、フランス、ベルギー/128分)
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アルバニア人系移民の16歳の少年ダニー(写真左)は母の死後、兄であるオディ(写真右)を訪ねてギリシャのアテネにやってくる。2人は幼いころに彼らの前からいなくなった父に、自分たちを認知してもらいギリシャ国籍を手に入れるため、父が生活している同じくギリシャのテッサロニキに行くことを決意する。

移民そしてゲイとして我が道をいくダニーと歌の才能があるにも関わらず、自らの夢を追うことにためらいを見せるオディ。この対照的な兄弟を描いたロードムービーは、2014年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され称賛された。今回待望の日本上陸を果たし、当映画祭ではクロージング作品として披露される。見逃せない1本だと言えるだろう。

編集部おすすめ作品02 『スターライトの伝説』
(英題:We Came to Sweat/監督:ケイト・クナス&サーシャ・ウォーツェル/2014年/アメリカ/70分)
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1962年、ゲイの黒人マッキー・ハリスは、ブルックリンにゲイバー「スターライト・ラウンジ」をオープンさせる。当時、ゲイ対して差別的な態度をとる人々が多かった時代、そこは彼らにとって“安息の地”のような存在だった。時が経ち、現在では都市開発によって「スターライト」がある地域の店主たちは立ち退きを迫られている。

公民権運動やディスコミュージックの栄華など、時代を見届け続けた伝説のゲイバーの半世紀の歴史を紐解く、珠玉のドキュメンタリーが誕生した。

編集部おすすめ作品03 『お江戸のキャンディー』
(英題:CANDY BOYS/監督:広田レオナ/2014年/日本/79分)
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(C)2014 ジュ・デテストゥ・レ・コンコンブル/Love Place
男ばかりが生活している“EDOワンダーランド”。そこで随一の美しさを誇る男花魁・白鳥太夫は、大衆人気No.1のキャンディーボーイ・フリ松と恋に落ちる。しかし、EDOワンダーランドに恋愛禁止令が発令された直後、町に奇病が蔓延してしまうのであった。

注目の若手俳優の起用だけでなく、竹中直人や吹越満ら豪華出演陣に加え、作品のナレーションは桃井かおりが担当。このナレーションが刺激的すぎる!! 監督である広田レオナの世界観を余すことなく堪能してみては?

編集部おすすめ作品04 『イート・ウィズ・ミー』<オープニング作品>
(英題:Eat With Me/監督:デヴィッド・オー/2014年/アメリカ/95分)
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夫に失望した主婦エマは、家を飛び出し息子であるエリオットのアパートに転がり込む。エリオットは経営不振に悩む中華料理店のシェフ。ある日、エリオットがゲイだと知ったエマはショックのあまり、息子を突き放してしまう。そんな中、エリオットは店の危機を救えるのは、仲違いしてしまった母直伝のレシピだと考える。

料理を通じて再び心を通わせていく母と息子、そして母とその息子の恋人との関係性を見事に描いたハートフルコメディ作品が、映画祭のオープニングを飾ってくれる。

編集部おすすめ作品05 『ボーイ・ミーツ・ガール』
(英題:Boy Meets Girl/監督:エリック・シェーファー/2014年/アメリカ/95分)
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リッキーは田舎町で服飾デザイナーになることを夢見るトランスジェンダーの女の子で、幼馴染の男友達ロビーとは固い絆で結ばれている親友だ。ある日リッキーはフランスチェスカという美女と出会って意気投合する。ロビーの心配をよそにフランチェスカと仲良くなっていくリッキーだが、兵士として戦地に赴任していたフランチェスカのフィアンセが帰国すると……。

世界各国の映画祭を笑いと感動に包み込んだ傑作コメディは、ぜひ大切な人と一緒に鑑賞してほしい。

その他にも、併映となる『あかぎれ』(監督:犬童一利)『Starting Over』(監督:西原孝至)や海外短編集、アジア最大のプライドパレードが開催される台湾の作品集など、話題作・当映画祭でしか観られない作品が数多く上映される予定だ。

そもそも東京国際レズビアン&ゲイ映画祭は、1992年、東京都中野区のとある会議室で開催されて以降、回を重ねるごとに規模を拡大。上映作品の質・量ともに増やしていき、来場者の1/3がLGBT非当事者であることも1つの特長となっている。東京都渋谷区の「同性パートナーシップ証明書」発行の条例案可決などでLGBTへの認知が広がる中開催される今年の映画祭。劇場公開される機会が決して多くはないLGBTをテーマとする作品たちに触れてほしい。


【チケットインフォメーション】
●1回券(日時指定券) 前売り:1,400円/当日:1,700円
●4回券(日時指定なし・前売り限定) 5,200円

※スパイラルホールでの上映回のみ使用可。シネマート新宿での上映回はお使いいただけません。
●スパイラルパス引換券(限定100枚) 前売り:14,000円/当日16,000円
※スパイラルホールでの上映回すべてをご覧いただけます。

【購入窓口】
前売り窓口:チケットぴあ、スパイラルオフィス、ルミエール
当日窓口:
①スパイラルホール会場内映画祭受付(初日17:45~/初日以降11:00~)
②シネマート新宿会場内映画祭受付(各日20:30~)

 ※シネマート新宿で前売り券の発売は行っておりません。

【チケット問い合わせ先】
ホームページ内問い合わせフォーム http://tokyo-lgff.org/2015/contact
チケットインフォメーション 072-1558-4512(平日19:00~21:00/土日祝日13:00~18:00、映画祭開催中)
※折り返しお電話をご希望される方は、番号を通知の上お電話ください。

【上映スケジュール】
スパイラルホール
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※赤枠→舞台挨拶あり、青枠→イベント挨拶あり

シネマート新宿
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第24回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 開催概要

【期間】7月11日(土)~20日(月・祝)全10日間
(7月11日(土)~17日(金)@シネマート新宿、7月17日(金)~20日(月・祝)@スパイラルホール)
【会場】スパイラルホールシネマート新宿
【主催】東京国際レズビアン&ゲイ映画祭運営委員会
【公式HP】http://tokyo-lgff.org

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