第5回 寄付金控除~税金の使いみち、自分で決めちゃう時代かも!?~

 

こんにちわ。LGBTフレンドリーな会計事務所、税理士の上村大輔です。前回は、所得税の医療費控除についてみてまいりました。今回は、最近ホットな「ふるさと納税」も含まれる寄付金控除についてご紹介します~!

1.寄付金控除とは!?
寄付金控除とは、特定の団体に寄付をした場合、確定申告すれば税金を少し戻しますよ~という制度でございます。

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もともとは昭和37年に、国民の寄付を促進するための仕組みとして始まりました。でも、すべての寄付に対して寄付金控除が適用されると、例えば「知り合い同士で寄付し合ってお互い税金安くしちゃう」などのズルができてしまうので、税法では寄付金控除の対象になる寄付を細かく定めています。有名どころでは、赤い羽根募金をやっている中央共同募金会や、日本赤十字社への寄付は、もちろん対象になっています。
詳しくはコチラ

2.“ふるさと納税”って寄付なの? 納税なの?
この制度の中で、最近大注目なのが、自治体への寄付、通称「ふるさと納税」。ご存知の方も多いと思いますが、ごくごく簡単に言いますと、自治体(都道府県、市区町村)への寄付をした場合、2,000円を超えた分については、(上限はありますが)税金の還付になりますよ~という制度です。その上、寄付へのお礼品として、肉やら魚やらの豪華な特産品を用意している自治体もあり、結果的に2,000円の自己負担だけで、2,000円以上のお品がもらえて儲かっちゃう♪というお得な仕組みになっています。
詳しくはコチラ(特産品も選べます!)

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これ、寄付なのに、なんでふるさと“納税”っていうのかというと……実質的に、本来払うべき自分の住んでいる地域への住民税の一部が、寄付をした自治体にまわっているから、なんですね。だから、寄付をした自治体への納税という意味で、ふるさと“納税”と呼ばれています。ま、実際はふるさとじゃなくて、特産品目当てに縁もゆかりもない自治体へ寄付している人が多いと思いますが……。(笑)

今年4月以降のふるさと寄付については、原則、確定申告しないでも自動的に控除を受けられることになり、今後さらに利用者が増加すると予想されています!

3.LGBTとして考える税金の使いみち
寄付金控除とは、つまりは、税金として国や自分の住んでいる自治体へお金を払う代わりに、自分で選んだ団体へお金を払うことを認めてくれる制度ともいえます。税金を払っても、最終的にどう使われているかよく分からないなぁ……と考えている方にとっては、オススメな制度かもしれません(ふるさと納税以外は、税金還付額が少し低くなりますが……)。

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その辺、LGBTだと、どうなんでしょう。税金は払っているけど、恩恵受けていない! って思う方多いのでしょうか。実際は、色々な公共サービスを受けていると思いますが、たとえば子どもがいないのに、税金が学校教育や子育て支援に使われるのは、なんだかね……という気持ちになっていたりしますでしょうか。いやいや、子どもは日本の将来のために必要だから、自分の税金もどんどん使って下さい~っていう考えの方もいるかもしれませんね。

考え方は色々あるにしろ、払うからには税金の使いみちは知っておきたいもの。と思って財務省のサイトを見たりしますが、ぶっちゃけ、金額が大きすぎて良く分かんないのが本音です……。(涙)
財務省のサイト

次回は、所得税からいったん離れて、大きな改正があったりして何かと話題の? 相続税・贈与税あたりのお話に突入したいと思います! お楽しみに~!

【お知らせ】

明日、6月19日(金)14時から、東京・秋葉原にて認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ主催の「相続・遺贈・寄附セミナー」で、寄付に関する税金についてお話します。参加費無料、当日参加も可能です。ご興味ある方は是非、いらしてください!
詳しくはコチラ

※このコーナーでは、税金に関するご質問を、幅広く募集しています。お気軽にお問合せください。お問い合わせ内容に「2CHOPOを読んだ」と記載いただけるとスムーズです。

 

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