第2回 women only party デビュー

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初めて women only party に行った季節は夏。
解放的になる熱い季節に、視野が広がるような経験と忘れもしないあの興奮。
今でも鮮明に思い出すことができる。

2丁目デビューした私は、少しずつ広がる世界に毎日ウキウキワクワクしていました。その頃の出会いは、パソコンが主流になってきた頃で、私もパソコンでチャットや掲示板を使い、お友達を作りました。知らない人とのやり取りなのに、なぜか怖いという意識はほとんどありませんでした。それは、同じキーワードで集まっている人達だったから。「女性として女性が好き」共通のキーワードだけで、こんなにも親近感が湧いてくる。不思議な感情でした。

その頃、よくチャットや電話で話をしていた子とオフ会を開きました。20歳~30歳くらいの約10人の会。初めて同じ仲間!と思える方々と集うことができ、新鮮な感覚でした。私は興味津々で質問をしました。
「2丁目は行きますか?」半分くらいの方が行ったことがあり、しかも女性だけのイベントなるものまであると言うではありませんか!「今度連れて行ってください。」即座に言っていました。

初めて行ったのは、「GOLD FINGER」 でした。エントランスを潜ると、女、女、女。女性だけしかいない空間。非日常的なその雰囲気に圧倒され、頭を殴られたくらいの衝撃を受けました。こんな素晴らしい世界がこんなところにあるとは!例えて言うならば、竜宮城に辿り着いた浦島太郎状態。楽園かと思う程、会場にいる沢山の人達が肩の力を抜いて笑い合っていたのです。
これが噂のParty♪すごーい。すごーい。心の中で何度も叫んでいました。クラブ自体が初めての私。雰囲気に圧倒されつつ、ボンドガールと呼ばれる美人ダンサーさんがステージで踊っているのをポカーンとひたすら眺めていました。

ボンドガールさん達にはチップをあげることができます。友人に背中を押され、スタッフさんからチップを購入するものの、綺麗なダンサーさんを目の前に固まる私(笑)見かねて友人が手を引っ張ってくれました。事前に、どういった感じでチップを渡しているか観察していたのですが、皆さん口にチップを挟んであげているではありませんか!大胆!!

あたふた状態で列に並んでいた私の番がとうとうやってきました。「よし、勇気を出すしかないっ。」1人のダンサーさんの前に立ち、口にチップをくわえ待っていると、踊りながら近づいてきました。

ドキドキドキドキ
心臓の鼓動が早くなる。

ダンサーさんは、私がくわえていたチップを上手に口で受け取り、ハグをしてくれました。その時に耳元で「ありがとう。」と言われ、一瞬頭が真っ白になりました(笑)緊張し過ぎて呆然。

あの日は、私にとって大人の遊びを覚えた記念日だと思っています。あの時の気持ち、出来事は、私の中で一生忘れることのできないものです。

そして、women only party の中で最後に行ったのが「Club Panache(クラブ パナシェ)」でした。私が今開催している「Grand Panache(グラン パナシェ)」の前身パーティーです。初めて行った時の感想は、お客さん同士が自然と話ができるようなアットホームな雰囲気を、ホストと呼ばれる中性的な美形スタッフさん達が細かな気配りで作り出している個性的なパーティーだなあと思いました。そのアットホームさが気に入り、毎月のように行くようになりました。

このパナシェが、その後の私の人生に大きく関わってくることになるとは、その時は全く想像もしませんでした。運命に手繰り寄せられたような素敵な出会いが、すぐそこにあったのです。

 2012/04/02 00:00    Comment  連載   RUIスタイル              
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