第33回 RENT鑑賞とLGBT講義

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ブロードウェイミュージカル「RENT」を観てきました。

20年程前から公演しているRENT。
ゲイやレズビアン、ドラック、HIV。
それぞれの環境や気持ちの変化、葛藤、生と死…。

貧困と病魔に苛まれる日々の生活の中に愛と生きることの喜びを見出していく。

~未来も過去もない今日という日、精一杯愛し、生きるだけ~

久しぶりのミュージカル鑑賞でした。
とても深いストーリーの内容と、数々の名曲。
舞台が始まってすぐに、その音楽と世界観にどっぷりとはまりました。

ブロードウェイミュージカルの正統派なメロディラインにロックなテイストが混ざり合い、それぞれの心境をドラマティックな曲構成で表されていました。

内容が深刻な現代の世相を表していて、どんどん掘り下げると今回では書き足りません。
しかしながら、やはり全てを救うものは、愛なのだと感じました。

私は、いい事があった時や、前日お酒を飲みすぎてアルコールが抜けきれないままの仕事中、ミュージカルな気分になります(笑)
急に駆け出して、ジャンプし廊下を膝で滑りながら歌い出したい。
雨の日も、傘をクルクル回して、水溜まりの水を弾かせながら、口ずさみたい気分になったりします。
正にミュージカルモード。
皆さんもこんな時ありませんか?

歌で全て表現していくので、生の舞台だからこその喜怒哀楽の共感。
私は簡単に操られてしまいます。

出演者の中では、やはり女性陣が気になりました。
中盤ぐらいにやっと登場したソニンさん。ダントツの存在感でした。
通る声と、鍛え上げられた肉体美からの踊り。

全体的に印象的だったのは、キスシーンの多いこと。
日本で観た舞台で、キスシーンは振りのものが多かったのですが、RENTでは実際に全てしている様子で、見ているこっちが恥ずかしくなるくらい。
演技と言えども恋に落ちそう。
と、勝手に想像してました。

そして、

ある歌の中でこんなフレーズがありました。

愛はお金で買えない。

愛はRENTできる。

どんな意味なんだろう。

気なりますよね?気になる方は是非RENTを鑑賞してみて下さいねw。

役によってはダブルキャストでもあるので、もう一度観たいミュージカルです。

 

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日曜日は、桜美林大学の学園祭に外部講師として行ってきました。
セクシャルマイノリティである桜美林大学の学生さんが、沢山の人にLGBTを理解してもうおうと企画されたものです。
私達のような当事者が直接語りかけることで、様々な性の人達が周りにいるんだよとより知ってもらうことができました。
講義に参加してくれた方々は、真剣に話に耳を傾けてくれました。

講師で一緒に参加した方は、歌舞伎町BAR ONEのガンモさん、きいこさん、愛修さん、大学4年生のアヤカさん。そして、桜美林大学4年の発起人はるじさん。

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全部で2時間程の講義でした。
前半のテーマは下記の通り。
◆LGBTとは?
◆カミングアウトについて
◆仕事について
◆性の認識について

後半は、グループディスカッション風に、来ていただいた方に直接質問してもらい、それに私達が答えていく形でした。

いただいた質問は、
◆LGBTの当事者から先日カミングアウトされたのですが、どう接して欲しいと考えますか?
◆男性を好きなのか、女性を好きなのか、わからない。
など。
普段、周りに沢山のLGBTがいる環境の私には、想像もしないような質問だったり。

今回の講義を踏まえて言えることは、
こうして真剣に私達を知ろうと思ってくれる人がどんどんと増えていること。

受け入れてもらえなくても、まずは知ってもらうことが大事だと思うのです。

そこには、
様々な生き方とそれぞれの幸せの定義があるのだから。

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 2012/11/05 00:00    Comment  連載   RUIスタイル              
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