Vol.11 写真で解説!! プロが教える女装メイクのコツ

3737d763d35448901130317be1df5189
女装メイクをした人は、「女の子ってこんなに大変だったんだ」とみな口を揃えていいます。確かに面倒で大変です。

でも、女の子は女の子としての経験値を地味に積み重ねながらそれらしくなっていくので、はじめから全部ができたわけではありません。

純女である立花がメイクを覚えるときも、何がわからないのかわからないというレベルから様々な雑誌を見て、いろんなものを買って、失敗を重ねながらでした。

笑い話ですが、瞼を瞬間接着剤で二重にしてかぶれたことも、ネイルリムーバーがわからなくてカッターでネイルエナメルをこそげ落としたこともあります。

わからない、という気持ちがわかるからこそ初心者さんに寄り添った指導をしていくように心がけています。

そこで、初心者さんが意識するととってもはかどる、メイクの穴あれこれをまとめてみました。

写真はなんとレタッチなし!

毛穴までわかる精彩画像です。メイクの参考にしてくださいね。

396f9a159be9e6925f88694de4b4977e

1 ファンデーションを塗る範囲
3ff29ad96ea22116880f36bd62d52b8d

鏡を見ていると顔正面だけ肌づくりをしがちですが、他の人からは横顔、あおり、首筋など様々な角度で見えています。顔と首の色が全く違うということにならないように、首半分くらいまでは、ファンデーションを塗りましょう。

2 チークなどの塗り方
5ebcecce66a73a392716cd7809896e24

チークは内側から「ぽわっ」と赤くなるように、ふんわりしているのが理想。中心から外側に向けてグラデーションをかけ、ムラなく丹念にのばしましょう。

3 眉毛について
426936a45ca4297a8fc39df6f1d4204b

男性モードの時のためにあまり眉毛を整えられないという人はウィッグの色に合わせて眉毛をカラーチェンジすることでぐっと垢抜けます。アイブロウマスカラで明るく整えましょう。

4 アイメイクについて
ac52ca8bf7837ad3d61aff6bd0558af2
accf3b3f02d52b69f08f9d11a9653da0

アイラインは慣れるまでとても引きにくいのですが、まつげの根元をなぞるイメージでしっかりと際から入れると目を大きく見せられます。目を開けたときにラインが細く出るくらいが目安です。つけまつげは目頭側がつけにくいですが、目の形に沿うように丁寧になじませましょう。

5 唇まわりについて
4cb9882110e93321b50425df20119b2a

はみだしたリップカラーは綿棒などでぬぐうと形がきれいに決まります。均一に美しくリップカラーを塗るためには、メイク前にリップクリームを塗って保湿し、薄皮などを除去しておきましょう。

6 ベースメイクアイテムの量について

基礎化粧品やファンデーションは、パッケージに適切な使用量が書いてあります。初心者のうちは一度に多く使いすぎがち。そうするときれいに塗れないばかりか化粧崩れを起こすので一旦使用量を手にとって、指などで少しずつ顔につけるといいでしょう。

7 メイクとウィッグの関係
f8e33c8488646b9a748441fc268edd1d

慣れない前髪にウィッグを無造作に前分けにしてしまうと、いかにもかつらっぽくダサく見える上に、男性特有の額の骨格も隠せません。面倒でも前髪をおろして骨格カバーに活用しましょう。ロングウィッグの場合はきれいに髪の毛を梳かすことも忘れずに!


メイクアップは技術とセンスと手先の器用さが要求されるとても高度な作業といえます。最初はできなくて仕方ないし、十分にメイクの練習をする時間がとれない人も多いと思います。でも、キレイになるためにできることがたくさんありますよ。

★女の子を観察すること
街中の女の子はどんなメイクをしていますか?
自分のメイクとどこが違うのかを考えながら観察してみましょう。
かわいい子だけでなく、イマイチな子にも目を向けるのがポイントです。

★「普通」のメイク本を買うこと
女装用メイクマニュアルの多くは、文章のみ、写真がない、理論重視でリアルな女の子のメイクとはかけ離れている……などの課題が残ります。
そこで、就活生向けなどの、「これからメイクを練習する女の子のためのメイク本」は雑誌などでは省略されがちな細かい手順が載っていて、とても参考になります。
わからない気持ちは女の子も一緒です。安心して勉強しましょう。

★正直な意見をもらうこと
女装子さん同士だと傷つきたくない/嫌われたくない一心からどうしてもほめあいがちですが、本当に上達したいのなら、正直な意見をもらうようにしましょう。
つけまのズレ、アイラインの隙間などはなかなか自分では気が付かないものです。
女友達ができれば一番いいですね。

もちろん、大羊堂でも立花があなたに合わせたメイク・ウィッグ・ファッションコーディネートなどの個人講座を行っています。
お悩みの方はぜひお気軽にご相談くださいませ♪

次回は、久しぶりに海外の女装事情・中南米編のお話をしたいと思います。お楽しみに!

撮影&メイク:立花奈央子 モデル:円谷伊織

Top