第12回 失敗しないゲイバー開業への道!(その2)お金の調達方法いろいろ

こんにちわ。LGBTフレンドリーな会計事務所、税理士の上村大輔です。

前回から始まりましたビジネス系の新企画!ゲイバー(ビアンバー、レストラン等を含む。以下、便宜的に「ゲイバー」と表記します)開業のために必要な「お金」について、全3回シリーズでお話します。第2回目の今回は、いろいろある開業資金の調達方法をご紹介しま~す!

1.基本は自己資金
a7dc1669e2b2dde5b9f86119f12c923d
ゲイバーの開業、意外とお金がかかりそう! というのは前回見たところですが、今回はその資金をどう準備するか、というお話です。
まずは自己資金。これに勝るものはありません。開業をしたいと思ったら、そのためのお金を貯金するために、贅沢は我慢して夢のためにコツコツ働き、地味な生活を送る。独立開業への覚悟が問われる準備期間でもあります。
とはいえ、開業に必要なお金の全てを自己資金でまかなわなければいけないかというと、そんなことはありません。一般的な話にはなりますが、目安として必要額の半分くらいを自己資金で用意できていれば、他に色々ある資金調達の方法を組み合わせて、開業資金をまかなうことが可能です。ではどんな方法があるのか、見て行きましょう!

2.まずは身近なところから
83ccd8b2188d65f0c5a94061ebdc47c4
(1)身内・親族・知人・パートナーなど
身内、親族、知人からの借り入れをするのが、一般的には敷居が低い資金調達方法です。とはいえ、ゲイバー開業については、その性質上、身内や親族の理解が得られる場合ばかりではないと思います。また、知人やパートナーなどにお金を貸してもらうのは、ちょっと抵抗がある人も少なくないでしょう。そういう場合は無理をせずに、別の方法を考えましょう。ちなみに、近しい人からお金を借りた場合で、返済ルールが決まっていなかったり、実質的に返さなくて良いような場合は、贈与税の対象になる点、要注意です。

(2)共同経営も一つの方法
また、自己資金の変形型になりますが、他の人と一緒にお店を開業することで、用意できる自己資金が2人分になるというメリットがあります。同性パートナーと一緒に開業しているお店も結構あるのではないでしょうか。この共同経営、最初は良いのですが、儲かった場合や逆に閉店する時のお金の分け方など、後々トラブルになるケースも少なからずあるようです。お金のこと、お店の経営方針などについても、最初に話し合っておくことが重要です。

3.おすすめの資金調達方法は?
f6ea4962641d8b4c908d6c012774fc71
(1)クラウドファンディング
最近話題?の「クラウドファンディング」ご存知でしょうか。インターネット上のサイトでプロジェクトと必要な資金を紹介し、クレジットカード等での寄付をしてくれる支援者を募る方法です。有名なサイトは「READYFOR?(レディーフォー)」や「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」など。ただし、寄付という性質上、そのバー開業が、社会課題を解決するというような共感を呼ぶストーリー性、単なるお金儲けではない非営利性を持っていないと、なかなかお金は集まりにくいでしょう。「All or Nothing」という、期限までに目標額に達しなかった場合は一切お金がもらえないという仕組みを設けているサイトが多く、また、達成した場合でも結構手数料が引かれてしまう点、注意が必要です。

(2)補助金・助成金
国や自治体が税金を使って行う補助金・助成金制度の中でも、バー新規開業の際に申請できるものがあります。これらは基本的には返さなくて良いお金なので、もらえると大変助かります。「補助金」は、応募期限が決まっていてコンペ方式がとられているものが多いので、審査の結果通らないケースもあるのに対し、「助成金」は通年募集がされていて、要件を満たした上で申請すれば基本的には通るタイプのものが多いです。特に人を雇って開業する場合には厚生労働省系の助成金の対象になる場合があるので、是非活用したいところ。かみむら会計事務所では、お店の状況に応じて応募可能な補助金・助成金のご案内をしますよ~!(宣伝・笑)

(3)金融機関・自治体からの借り入れ
そして開業資金を調達する方法の王道といえば……金融機関・自治体からの借り入れ=融資(ゆうし)を受けることです。民間の銀行や信用金庫などでも事業への融資を行っていますが、実績のない創業時に直接借りることは通常難しく、日本政策金融公庫(にほんせいさくきんゆうこうこ)という公的金融機関から借り入れをするか、各自治体が独自に設けている融資制度(これを「制度融資」といいます。ややこし笑)を利用する場合が多いです。……と話し始めると長くなるので……次回に続く!とさせていただきますね(笑)。お楽しみに~!

かみむら会計事務所は、ゲイバー、ビアンバー、ゲイマッサージ等をはじめとするLGBTビジネスの開業支援、経理、税務申告、節税のご相談などを承っております。初回相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。お問い合わせ内容に「2CHOPOを読んだ」と記載いただけるとスムーズです。

Top