第128回 おすすめ妊活本

私たちカップルは、今妊活まっ最中。今回は私が選んだおすすめ妊活本をご紹介します。
▶︎卵子について学べる本
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『卵子の話』(シオン)
卵子老化について、テレビ等のメディアで大きく取り上げられたことがありました。みなさんはどう感じていますか? 私も20代の頃は、自分の妊娠/出産について考える余裕などまったくなく、自分のこととして考えてはいませんでした。「いつかは…」と思っても、自分が生きていくことに精一杯で、子どもを含めたライフプランなんて、経済的にも精神的にも絶対に無理でした。そんな状態の中で、「生理があればいつまでも妊娠できるわけではありません」「卵子は老化します」と言われても、正直「そんなこと言われてもどうすりゃいーのさ!?」と思っていました。
しかし、ひろこさんが38歳を目前にして、私たちの妊活が八方ふさがりの状態になったとき、「あぁ、ここで諦めたら一生ひろこさんの赤ちゃんには会えないんだ……」という現実的な壁にぶち当たりました。
経済的に安定してから…
会社が軌道に乗ってから…
そんなふうに考えていましたが、妊活においては若いことが最大の資源でもあったのです。
とくに、『誰も教えてくれなかった卵子の話』の鴨下先生の講座に参加して、妊活への取り組み方が変わりました。いたずらに不安を煽ったり、焦ったりするのはよくありませんが、正しい知識を自分で探して身につけておくことは必要だとあらためて強く感じたのです。
妊活についていろいろな人とお話しする中で、「妊娠の仕組みについて知らない方が多いなぁ」と感じます。男性にもぜひ読んでみてほしいです。
▶︎小説
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『産む、産まない、産めない』(甘糟りり子著、講談社)
登場人物は全員ヘテロセクシュアルですが、女性が子どもを産むことを考えるときの葛藤がリアルに描かれています。作品としてとても面白いので、気軽に手に取ってほしいです。
『ひそやかな花園』(角田光代著、講談社)
AID(非配偶者間人工授精)で生まれた子どもたちが、大人になってから自分の出自について調べ始める物語です。家族についての作品が多い角田光代さんが、新しい家族のテーマで書かれています。レズビアンカップルが妊活をする場合、精子提供を考えることが多いと思うので、精子バンクの利用や匿名性、「出自を知る権利とはなんであるか?」を考えるのにも役立つのではないかと思い、ご紹介させていただきました。ぐいぐい引き込まれていく物語なので、集中して貪り読みたい感じです!
▶︎エッセイ
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『きみは赤ちゃん』(川上未映子著、文藝春秋)
私が大好きな作家・川上未映子さんの妊娠出産エッセイです。妊娠してからの身体の変化、病院などでの具体的なエピソードは、まだ体験していない未知の世界を楽しくのぞかせてくれます。川上さんは無痛分娩で出産されています。無痛分娩に興味がある方もぜひ。
▶︎妊活本
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妊活休業を公表して話題となった、森三中の大島美幸さんの妊活本です。大島さんは病院での人工授精でお子さんを出産されています。
紹介されている妊活グッズのうちいくつか、例えば貼るお灸などは私たちもさっそく取り入れています! 病院での不妊治療の最新情報が書かれていますので、病院の利用も検討されている方は、参考にするといいかもしれません。とてもよくまとまっている入門書です。
いかがでしたか? 気になる本は見つかりましたか?
2CHOPOをお読みいただいている方の中には、妊娠/出産について「すぐには難しいけど、将来的に考えている」という方も多いかもしれません。知識や情報は多い方が、選択肢が広がります。今は実現することが難しそうに見えても、まずは書籍を通して考えてみる、イメージしてみる。パートナーがいる方は、話し合いの一助に、本を渡してみるなどもいいかもしれません。

空気がだいぶ涼しくなってきました。秋の日に、じっくり読書してみてくださいね。

《おまけ》
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最近の2ショット。広い公園でのんびりピクニック。

 

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