第137回 2015年をふりかえって

2CHOPO読者のみなさま、お久しぶりです。

連載を持たせていただいて2年半。珍しく1ヶ月お休みをいただいていました。というのも、12月は講演会で、兵庫県宝塚市→京都市→鳥取市→和歌山市とまわり、東京に戻って2泊した後に福岡県北九州市へ行き、企業講演会で神奈川県厚木市にもうかがうというハードスケジュール。また、NPO法人 女性ネットSaya-SayaさんでDV被害者の方へ性虐待についてお話しさせていただくという、貴重な機会もありました。

25c81f19a0f039ecde9aaa46a2b2124f
思い入れのある宝塚市での講演会。

627231dd4f6a5533bc53d0c79f319569
宝塚の中川市長と。来年スタートするパートナーシップ証明書にも注目です。

f43e546ffd26655a5a0fd2df002eb029
鳥取市の講演会後、スタッフの方々と。

eeeba65e58708e3ff3c63dbc5f2062b9
鳥取から和歌山の長距離移動の特急電車にて。連日の講演だったので、喉のケアには気をつかいました。

c7345e92be001978cc2d5a0e89d88443
移動中はiPadでドラマ「コウノドリ」を観ていました。つかのまのリラックスタイム♡
今月はじっくり文章を書く時間は持てませんでしたが、LGBTに関心を持ってくださる全国の方に直接お話しさせていただくことができて、本当によかったと思っています。講演で全国をまわらせていただくのは私の夢でもあったので、ひとつ夢が叶いました! 会場に足を運んでくださったたくさんのみなさま、本当にありがとうございました。

さて、渋谷区のパートナーシップ証明書の発行からまもなく2ヶ月。報道によると、パートナーシップ公的書類の発行実績は渋谷区5組、世田谷区11組とのことです(2015年12月13日現在、NHKニュースより)。

f940504781a5330883efd1c941651c3b

▶︎パートナーシップ証明書を実際に取得してみてわかったこと
・申請に必要な公正証書作成に時間とお金がかかった(約18,000円)が、ふたりのパートナーシップの現在と未来についてあらためて真剣に話し合うきっかけになり、正式な書類を作成したことがまた一つ安心につながったこと
・渋谷区戸籍課の担当者からも、みなさんからも「おめでとう」と祝っていただくことができたこと
▶︎取得したパートナーシップ証明書の、私たちの使用法
・原本は額に入れて大切に自宅に飾り、交付済証明書を一通ずつつねに携帯(まだ実際に使う機会はないけれど、病院に行く際などは安心感があります)
・「渋谷区パートナーシップ証明書を取得した、結婚に相当する関係のふたり」として、里親登録できないか問い合わせてみました。(法律ではないけれど、都の規定で現状では同性カップルとしては里親登録することができません。くわしくはこちら
・JALのマイレージで家族サービスが適用されないか、これから問い合わせてみます。
パートナーシップ証明書が発行になったことで、生命保険の死亡保険金受取人に同性パートナーを指定できる方向に、保険業界が一気に動きました。私たちはまだ実際に商品を購入してはいませんが、選択肢が増えたことはとても嬉しいです。30代に突入し、人生設計や将来のお金のことを考えていく年齢になり、これまでできなかったことも、ふうふとして考えていけるようになったことはとても大きな変化です。
渋谷区のパートナーシップ証明書は、住民戸籍課の窓口で申請することも、パーティションで仕切られた個室スペースで申請することもできます。周囲の視線が気になるという方も、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?
2015年をふりかえるつもりで記事を書き始めましたが、時期が最近だったこともあり、パートナーシップ証明書の話題が中心になりました。今年は自治体による同性パートナーシップ公認の動きが加速した大きな年であったとともに、個人的にもひろこさんの独立、初めてのNYパレード参加、妊活の進捗など、10年後にふりかえったときに「2015年は転機の年だった」ときっと思えるような、記念すべき1年になりました。
来年はさらに新しいことにも挑戦してみたいね、とふうふでわくわくしながら話し合っていて、元旦には夢や抱負を手帳に手書きして、1年の計画を立てるつもりです。同性カップルの視点で経験すること、感じることなどを、またこちらの連載でたっぷりとお伝えしていきます。来年前半には新しく本も2冊出版される予定です。楽しみにお待ちいただければ嬉しいです!
同性パートナーシップを認める自治体の施策の、全国的な広がりにも大いに期待したいと思います。
ひと2015
はばたいて LGBTカップル・増原裕子さん、東小雪さん
6a0fcc2fa585b625400e90f5d394056e
毎日新聞夕刊1面に掲載していただきました。(首都圏版の掲載は2015年12月21日)

 


《お知らせ》
こちらのセミナーの開催をお手伝いしています。日本初の貴重な機会になると思います。
ゲイのための代理出産と卵子提供セミナー
〜子どものいる家族をつくろう〜
2016年1月19日(火)19:00〜21:45

@TRUNK BY SHOTO GALLERY 3階(渋谷)

詳細&お申し込みはこちらから。
http://surrogacy-seminar.peatix.com

5bff748bd20ebef54b4f76e88195632c

 

Top