記事一覧

第87回 狭い箱の中で恋愛する私たち

  理想の恋人像を追いかける行為は落とし穴である。理想のタイプを持つこと自体に問題があるわけではないが、それをまったく疑わないのも少しナイーブである。好みやタイプはオーガニックな個性だと思いたいが、残念ながらそうではない。個人の選択は社会に存在する既成概念に常に影響されている。おとぎ話...

ゲイ差別より辛いこと~チンチョンに泣いた夜~

早いものでホテルで働きだして早2ヶ月……つたないスペイン語しか話せないのに、何故私がレセプションにいるのか未だに分からない。私のような異邦人が経済低迷国の田舎町で生き抜くには、根気と精神力だけじゃやっていけない。時には運とコネが生きる原動力を生むことだってあるのだ。     もういやだ...

第86回 愛されるために自分の弱さを曝け出す

  「もうどうしていいかわからない」   昨年、友人の前でそんな弱音を吐いた。つい強がってしまう性格の自分がここまで素直に落ち込む姿を他人に共有するのは珍しい。静かな部屋の真ん中にあるソファーに横たわりながら自分の経験を語った。友達は横に座って、何も言わずに自分の言葉に耳を傾け...

海外移住は私達を幸せにするのか?

前向きになろうと思えば思うほど、空回りするのは何故だろう。人生を苦境の連続と思えば勿論苦しいが、楽観的に物事をとらえ過ぎるのも勿論よくない。しばし海外就職がアツイ! ダイバーシティーに富んだ海外に住んだもん勝ちみたいな価値観が、昨今まかり通っているようにみえる。多分だけど、日本でどうにもならなかっ...

B型肝炎の予防接種に行くので、その前にお医者さんに性病のことを色々聞いてみた

  大島薫です。   本日は大変に真面目な内容で、いつもふざけきっているボクも非常に緊張しております。   ボクは大阪にいた3年程前、AV女優時代に性病検査を受けに行ったことがあるのですが、お家から近いだけで適当に行った病院の先生が、性病にやたらと詳しかったことがありました。 &...

第85回 誰も若いままではいられない

  40歳になったばかりなのに出会い系のプロフィールではまだ35歳。そうやってサバを読む人は少なくない。若い頃は年齢なんて数字でしかないと思っていた。しかし、30代に入ってから年齢という数字がどれだけ自分の価値を上げ下げするのかを痛感している。若さばかり重視する世界で年老いることは恐ろしい。...
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